宇宙日本食

2007年6月28日 木曜日

早嶋です。



本日の夕食のメニューは、お吸い物・サバの味噌煮・山菜おこわ、そしてデザートに羊羹と野菜ゼリー・・・。って、こちらは全て宇宙食で構成されます。



宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)で供給する宇宙食の候補「宇宙日本食」を認定しました。認定された食品は、上記の食品を含む29品目で、07年度後半に予定している若田宇宙飛行士のISS長期滞在時の供給を目標としています。



宇宙日本食の開発背景は、ISSに長期滞在する宇宙飛行士の栄養補給やストレス低減が目的で、普段の家庭で食べる食品を開発するとのこと。しかし、そこは宇宙食。宇宙日本食の基準は、栄養成分や品質に加え、宇宙という特別な空間でも耐えられるような厳しい基準がありました。



JAXA作成の「宇宙日本食の開発」資料によると、宇宙食の条件は大きく4つ。1)安全である事、2)長期保存が可能である事、3)衛星性が高い事、4)食べるとき危険要因が発生しない事、です。



何はともあれ、今回、上記の厳しい基準をクリアして認定された食品は12社、29品目で以下の通りです。



「味の素のたまごスープ」

「尾西食品の白飯、赤飯、山菜おこわ、おにぎり鮭」

「カゴメのトマトケチャップ、野菜ソース、野菜飲料ゼリー(トマト、ニンジン)」

「キユーピーのマヨネーズ、白がゆ」

「日清食品のしょうゆラーメン、シーフードラーメン、カレーラーメン」

「ハウス食品のビーフカレー、ポークカレー、チキンカレー」

「マルハグループのサバの味噌煮、イワシのトマト煮、サンマの蒲焼」

「三井農林の粉末緑茶、粉末ウーロン茶」

「明治乳業のアミノ酸ゼリー」

「山崎製パンのようかん(小倉、栗)」

「ヤマザキナビスコの黒飴、ミントキャンディー」

「理研ビタミンのわかめスープ、お吸い物」



今後JAXAは、審査の機会を年3~4回設け、宇宙日本食メニューの拡大を目指すそうです。



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