地域限定社員 待遇開示を要請

2018年3月7日 水曜日

安藤です。


厚生労働省は、「地域限定正社員」の導入企業に要請する考えを明らかにしました。学生の就職後のミスマッチを防ぐのが狙いのようです。
キャリアパス等の待遇に関する情報開示についても求めていく考えで、3月中に若者雇用促進法に基づく指針等を改定する方針です。

限定正社員はあらかじめ勤務地を絞る「地域限定」、業務を特定する「職務限定」、所定の労働を超えない「勤務時間限定」の主に3種類があります。
このうち企業の導入例が少なく、学生の希望者が多い「地域限定」に照準を合わせています。

その背景には、就職活動を始めた大学生に調査したところ、72,6%が地域限定志望。文系の女性に限れば85.3%に上っています。
また、各企業に置かれている状況も様々です。背景には、1つは、正社員の要員不足に伴う女性の活躍推進、無限定正社員区分に属する正社員の移動範囲の拡大、国内製造拠点の維持等が挙げられています。

労働者不足の中、なかなか若手の社員の採用に困っていらっしゃる企業様も多いのではないでしょうか。

一方、若手社員は上記のデーターの通り、最近の傾向は転勤を嫌がる、地元を離れたくない傾向があるのは確かです。

採用もますます課題が多くなってきます!







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