非専門家としての価値

2017年7月4日 火曜日

早嶋です。

コンサルタントの価値は様々あると思うが、弊社の価値は非専門家としての価値があると思う。それは構造的にモノゴトを把握してその本質を短期間で見抜く力だ。そして、その本質をその業界や企業に提供してビジョン実現のための取組を支援させて頂くのだ。簡単に言うと高度なカンニングをして結果を出すことだ。

基本的に、事業を成長させる過程でどのような組織も仕事を分担し、分業化する流れを作る。その選択肢が、継続的に視野を広めていくよりも短期的には効率的に効果的に成果を出せるからだ。

しかし、その弱点としては過去に構築した取組を正として、新たな取組を行わなくなるうリスクがある。基本的に多くの人間は汎用的な広い取組に興味があるわけではなく、限られた専門的な分野を掘り下げることが好きだ。それか過去からの取組や知識や経験を活用できることも理由だと思う。

すると、必ずその組織特有の文化や風習、考え方の癖が出来上がり、そしてその組織に属している人間は、それが当たり前になり何の疑問も持たなくなる。しかし、素の人間がその空間に入った瞬間に違和感を感じる。ただ、トレーニングされていないのでその違和感が間違っているのか、その組織が正しいのかを判断できず、更にそのニュアンスを正しくその組織の然るべき役割レベルの人材に伝えることが出来ない。

ここに我々の価値があると感じる。様々な階層の人材との対話を通じ、そのニュアンスを言語化する。そして、その組織が目指すべき方向に対して生じているギャップの全部、或いは一部を明確に分かるように言語化するのだ。更に、その本質をその組織のトップや該当する部隊に伝え行動を返させることが我々の仕事になるのだ。



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