継続するためのポイント

2017年6月20日 火曜日

早嶋です。

問題解決の流れは、ありたい姿を見出し、現状を把握する。そこには必ず何らかのギャップがあるので、それを定性、定量的に示して、それを埋めるための課題を整理する。そして、それを解決するための取組にブレークして実践する。

が、実際は結構大変だ。ありたい姿が見えない。現状が分からない。ギャップを見出すための言語化が出来ない。様々な課題から本質的なことを見いだせない。仮に見いだせても、何を解決策として示せばよいか分からない。といった具合だ。

更に、取り組むべきことがみえて計画として整理出来たとしても、続かない。3日坊主。今回は、この続くことについて書いてみる。そもそもなんで続く時と続かないときがあるのかだ。食事や睡眠などの無意識に取り組む部分は基本継続する。これをしなければならないと死に至るからだ。一方で、こうしたい!と思うことに対しては、なんだかんだ自分に言い訳をしては途中で辞める。別に現状が激的に変って死ぬことは無いからだ。

人には慣性の法則が働き、これまでと違った行動や考え方を入れるためには何かのトリガーが必要だ。そのトリガーによって仮に行動することが出来たとしても続かない。それは何故だろう。思うに、それは必要の無いことだからだ。結局は取り組むが、基に戻るというのは、本人が行いたくてやっていない。外発的な圧力がベースで行っている可能性が高い。仮に、内発的な自分からの行動であれば通常は、何かしらの理由がある。

人は、これを目標という。目標は、ありたい姿そのものだが、それは漠然とした抽象的な遠くの像と具体的な近くの姿があると思う。片方の近くの姿だけでは継続する可能性は高いが、それを達成した瞬間に燃え尽きる。従って、目標は常に2種類あったほうが良いと思う。近い将来と遠い将来の時間軸、具体的な手前の姿と抽象度が高い先の像。

いずれにせよ、継続するためにあると良いのは目標だ。できれば外発的な部分で得られたものよりも、内発的に生み出した目標が良いと思う。

が、目標があっても続かない人は多い。私もそうだった。これに対しては、昔から勘違いをしていたことがある。目標達成のために、全てを犠牲にして直向きに取り組むべきだという主張だ。だから、ストイックに、黙々と、淡々と、という言葉が目標達成には必要だと思っていた。

しかし、どうだろう。そもそも何のために行うのか。人がその目標を達成したその先には何があるのか。前段で目標に2種類を儲けた理由にこれがある。それは抽象度が高い目標を達成することだ。大抵の場合、それは幸せとか、そういう大きなものになっている。が、本当に幸せは努力して、汗水たらして手に入れるものなのかと問うとそうでもない。

幸せか否かを感じる本人がそう思えば幸せだし、他人から見て、どうみても幸福、幸せ、成功者と思われても本人がそう思わなければ、不幸なのだ。つまるところその解釈は本人の思考に左右される。とするとどうだろう。目標を達成するまで幸せになれない。と解釈するよりも、折角自分がたてた目標を目指しているから、いま取り組むことも楽しいにきまっている。そりゃ、少々、或いは多少、大変なこともあるが、それも含めて楽しんでいる自分を考えると、人の思考は勘違いするものだ。つまり、取り組んでいること自体が楽しくなるのだ。

そう、継続するために2つ目のポイントは、結局、ゴールを達成するまで楽しみは無い、辛いと思うのではなく、今を楽しむことだ。今取り組んでいることは自分のありたい姿に近づく過程だ。であれば、それを含めて楽しみながら取り組むことだ。続かない理由は、それが楽しくない、なんだか辛いと思うから続かないのだ。これは自分の思考を強制的にリセットすることになる。

というものの、継続する過程において、相当の芯が太い人間ではない限り、急に何だか寂しくなる。孤独を感じる。頑張れば頑張るほと、自分と違う取組をしている人のことが急に羨ましくなる。芝が青々とみえ始めるのだ。目標があって、その取組そのものを楽しんでいるのに、急に自分以外の他人が気になり始めるのだ。

そんな時は、同じような境遇の人と少し喋りをすることで、楽になることがある。いかに自分が楽しみながらも、実は苦しいかを吐き出すのだ。そこにアドバイスも何も必要な。すると、なんだ、自分のそうだと思っていたけど、この人も同じことを考えているのか。だったら、自分はまだ甘いな、楽しみ方をもっと追求していこう。となる。

仲間の存在は大きい。それがパートナーでも組織の一員でもよい。できれば、過去の取組はじめた自分のことを知っていて、互いに自由に話せる関係があれば尚ベターだ。一緒に黙々と楽しみながら取り組む相手でなくてもよい。時々、会って話せる関係でも良い。期間をあけてでも、互いの話に自然とキャッチアップできる仲間がいればそれで良いと思う。

ということで、継続するためには、目標、過程を楽しむ思考、そして仲間がいると、今よりも少しは継続するのではないかと思う。



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