ドンキホーテ

2007年5月1日 火曜日

早嶋です。



最近、ドンキホーテに行く機会があり、プライシングという点で2つの事に関心しました。1つは高級時計の価格表示、もう1つは1円玉の再利用です。



●高級時計の価格表示

ドンキホーテは、CV+D+A(コンビニエンス・ディスカウント・アミューズメント)を経営のコンセプトにおいてあるだけあって、価格の表示方法にウィットを感じました。



時計コーナーの表示ですが、20万円までの時計は、通常通りの税込みの価格です。しかし、ローレックスのGMTマスターやサブマリンなど、20万以上の時計は、月々の割賦の料金表示でした。つまり、『9,000円/月』のような感じです。表示価格が40万円だと高いな、と言う感じですが、9,000円/月だと高い金額という感じがしませんね。



●1円玉の再利用

ドンキホーテで買い物をしたことがある方は、レジ横に『1円玉ボックス』なる存在がある事をご存知かと思います。これは、支払いの際に端数の数円をちょうど払うことによって、端数のおつりが出ないようにする仕組みです。1円玉ボックスの中には、1年玉が置いてあります。



1000円以上支払う場合、4円まで自由に利用することができます。例えば1233円の買い物で、3円が手元に無い場合、1円玉ボックスから3円を取って払うことが出来るのです。こうすることによって、おつりに端数が生じないのでレジのスピードも上がるし、客も小銭をたくさん持つ必要がありません。レジを良く見ていると顧客は逆に、1円玉をその1円玉ボックスに入れている光景を見ることができます。つまり、1円玉が良い循環をしているのです。



世の中には、面白い事例があふれていますね。これらを応用したりして、自社に利用できないか?と考える事は取っても良い頭の体操になると思います。もし、導入できない場合は?その理由は何か?どうせれば、応用が利くのか?・・・。一日中考えていても飽きないですね。



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