認識を認識する

2017年2月3日 金曜日

早嶋です。

昔から焼き菓子やケーキなどを上手に作る妻。最近、パンを焼き始めた。しかし、彼女の中では、菓子とお菓子は別の世界で、これまで何らかのハードルを感じていたようだ。しかしひょうんな事をキッカケに幾つかのパンを焼き始めたのだ。結果、当たり前だが美味しいパンができている。

何かしら自分に制限をつけた場合、はじめの一歩が一向に進まない。アタマの中で考えたことと、実際にやることでは違うのに、そのマインドが前向きに動かなければそもそもの行動はできない。

企業の中堅社員に昇格した方々の多くが、自分の役割にきがついていない。企業としては、給与を上げ昇進させているので仕事の成果があがることを期待する。ここにギャップが存在する。人事としてはその役割に対しての期待を明確に言語化するも、実際の社員は理解していない。

これまでどっぷり会社から言われたことをこなすことを仕事と思っているので、自ら仕事を作り出して成果をだす。その成果が会社の方向性につながっていて、目標達成を促進させることなど考えない。が、その大前提が自分ができないと考えている点だ。

ただ、このマインドは瞬間的に変えることができる。それは他人の影響かもしれないし、自分で何かのキッカケを作ったかもしれない。共通して言えることは、自分自身を意識して変えなければならないと思うことだと思う。いわゆる意識。或いはメタ認知。自分を自分として認識する。自分の認識や思考を自分で理解すること。



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