牡蠣

2006年1月28日 土曜日

早嶋です。



本日は、土曜日という事で毎週恒例に成りつつある経営会議。いつもと違うのは、早嶋の体調。どうやら、昨日食した生牡蠣に中ったらしくさえない一日でした。



そもそも、どうして牡蠣に中るのか?

原因は、SRSVという小型ウィルス。この事が解明されたのは比較的最近で、牡蠣は、水中でSRSVを吸って体内に蓄積し、これが原因となり下痢、嘔吐、腹痛、発熱などの食中毒を起すのだとか。



SRSVは、小型球状ウィルス群(Small Round Structured Virus)の略称で、冬場(11月-3月)に多く発生し、牡蠣などの二枚貝の中腸線に蓄積される。牡蠣が海中でエラ呼吸する時に、プランクトンと一緒に小型球状ウィルス群を吸い込み、中腸線に運び込んでSRSVを濃縮蓄積すると考えられているそうです。



市場に出回っている牡蠣は、食中毒防止のため、キレイな海水に移され、体内の有害物質を吐き出させるのだけど、体調によっては、有害物質が残ることもあるとか。



ともあれ、おいしいものは食べてしまう。昔の偉人も好んで牡蠣を食したようです。ジュリアス・シーザがイギリス遠征を行ったのも、ドーバー海峡の牡蠣が目当てだったとか。ナポレオンも然り。あたるかもと思っても、好きなものはやめられませんね。







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