イメージと行動

2015年4月24日 金曜日

昨日、撮影の撮り直しを行いました。企業研修の事前学習用途の教材です。初回の撮影と違い、細かな発音の仕方や正しい日本語を意識して望むと、今度は、普段話しをしているコンテンツや伝え方や全体の流れ、そしてジェスチャーが自分の中でうまくいかないように思えます。

人はひとつのことを強く意識し始めると、他のことがうまく調整できなくなる人間だということを改めて感じました。映像を撮ってもらっている時に、そのようなことを考えながら全体の流れを考え、撮り直し部分の前後を思い出しつなげるイメージを持って話す。

はじめは難しいというイメージを持っていました。そのイメージのままではやはり自分のなかでしっくりこない。そこで、次第に自分は出来るというイメージを持ち、うまく再撮影できた自分をイメージしてあたかもその方を演じるように話しました。結果、OK。

ウルトラマラソンやトレイルランニングの大会に出ている時も同じです。完走してゴールした後のイメージを強く持ち、苦しいのは当たり前、でも動き続けているイメージが常に持てた時は、それなりの成果を出せています。一方、50kmの折り返しの関門あたりでリタイアするイメージを持ってしまうと、それが英断だということをグリグリ考え始めて足が止まります。

全てにおいて、自分の中で準備ができたら、あとは達成するイメージや達成していくイメージを強く持つことは、何らかの形で脳に影響を与え、それが直接行動に影響を与えているものだと思います。



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