戸籍上の年齢

2010年8月27日 金曜日

先週のニュースは猛暑、為替、年金問題が毎日飛び交った。その中でも年金の問題はひどい。戸籍上は130歳、140歳、150歳・・・と存在していた、というい各市町村の対応。

システムを使っている人が考えたら不思議に思うと思う。条件をいくつか設定してみれば欲しい情報が取れるはず。それを10年もそのままに。年金そのものの管理の仕方にもあるが、都道府県市町村がバラバラに管理してシステム化していないことにも問題はあると思う。

それから各自治体は100歳以上の受給者の居場所確認に翻弄されているが、年金受給者全員に行うべきだと思う。

そもそも受給者がなくなっているにも関わらず、年金を受け取っているという事件が発生している原因はもともと本人が直接受け取るわけではなく、間接的に受け取っていたからに他ならない。家族が受け取り、その一部を本人に渡している。という状況うだ。家族からすると自分が面倒を見ているから当然という感情だろうが、無くなった後も受け取るというのは度が過ぎている。れっきとした不正受給で罪である。

65歳以上の受給資格がある全ての人で、間接的に受け取っている方が結構いるのではないか?現在受給資格のある方は全国で4000万人。仮に2%の人が間接的に受け取っているとしても1兆円を超える額が不正に扱われている可能性になる。

この額は大きい。中途半端な仕分けや政権争いもいいが、ちゃんとしてほしいものだ。


早嶋聡史




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