日本の進む道

2010年8月24日 火曜日

日本企業の成長条件(マッキンゼー・アンドカンパニー ドミニク・バートン氏)

【アジアやアフリカで今後出現する9億人の新中間層市場の開拓】

そのためには、日本から人材を現地に送り込み、消費者のニーズに耳を傾けること。日本が本気でこれらの地域でシェアを獲得したいとすれば、各国の消費者に魅力的な価格の商品を提供するための技術革新が欠かせない。

日本の現状は、優れた技術やアイデアにあふれているが、それらをビジネスに結び付けることに苦戦している。そして十分な収益性を得られていない。

これらを課題と捉えると、1)技術者のビジネス感覚を磨くこと、2)開発力を高めるための人材を育てること、を上げている。

マクロ的な環境では、日本の税制や労働法にも触れ、政策が経済の変化に柔軟に対応できていないことを指摘。経済活動の活性化のために、規制緩和や法人税減税は有益な手段と示唆。


早嶋聡史




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