サービスはいくら?

2010年5月18日 火曜日

サービス。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、サービス(英: service)は、経済用語において、売買した後にモノが残らず、効用や満足などを提供する、形のない財のことである。第三次産業が取り扱う商品である。法令用語では、役務(えきむ)[1]ともいう。とあります。

日本ではサービス=無料という意識が強いですが、世界標準ではお金を払って得られるものです。

例えば日本では、吉野家でも高級ホテルでも、従業員の方からはある一定以上の接客をして頂けます。一方、欧米では吉野家の客単価であれば、それなりの接客レベルです。そして、その対価に対してサービスが悪い!とは感じず、払っている対価に相当したサービスである事に納得しています。

これに対して、海外に出かけた日本人は、次のように感じるかもしれません。海外のサービスレベルは低い!と。でも、一概にそうではないのです。例えば、海外では、吉野家の客単価ではそもそも、それに見合った対応しかしないのです。もし、立派なあるいは、日本にいる感覚でのサービスを期待するのであれば、はじめから客単価の高いお店に行くのが当然なのです。

逆に考えると日本のサービスレベルは非常に高い事が考えられます。近所のスーパーでも高級デパートでも、サービスレベルは一定以上を確保しているお店がほとんどで、その対応に初めから慣れているからでしょう。

食事をしながら、今日はこのような話をしていました。因みに、海外のホテルでは、日本人のクレームが一番多いとか。その割にはチップを払わない。これもサービスは無料と感じている日本人が多い事を表していると思います。



早嶋聡史







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