存在意義

2006年6月14日 水曜日

早嶋です。



NHKが13日に発表した06年3月期の連結決算は、一般企業の当期利益に当る事業収支砂金が70億円前と前期から半減しています。これで減益は2年連続になります。



原因は、NHKの不祥事による受信料の不払いです。報道各社は、減収→不払い、ということに焦点を当てています。また、不払いに関して義務的に支払う措置などを考えているなどの話も議論されています。



しかし、もっと根本的にNHKの必要性を考える時期なのではないでしょうか?そもそもNHKは、いざとなった時、例えば災害時などで、国民に伝えなければならないニュースなどを伝えるのが目的でした。当時は、インターネットや携帯電話といった情報を伝達する媒体が存在しなかったので、この目的では、NHKは必要でした。でも、今はどうでしょう?災害や事件があれば、NHKでなくともその情報が瞬時に把握できる時代になっています。既に、時代背景が全く異なっているのです。



このように根本的なところから見直せば、NHKの話の焦点を受信料に絞るのではなく、存在意義自体を論議するのは自然な流れです。明らかに時代背景が変わった今、公共放送を持つ理由を考える時なのです。いかがでしょうか?



—ただ今、ブログマーケティング実験中。—



実験の詳細は、『ブログマーケティング実験』『ブログマーケティング結果報告』をご覧ください。



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