エル・ポポラッチ

2006年5月21日 日曜日

早嶋です。



NHKの宣伝をかねた、1分間のショートドラマ、「エル・ポポラッチがゆく」。



番組は通常の番組の合間に不定期で放送され、あっという間に終わってしまう。しかも、主人公のエル・ポポラッチのキャストは謎で、ストーリ展開も意味不明。しかし、他に出てくるキャストは、鈴木京香や鹿賀丈史といった有名どころ。



これまでに、5本を繰り返し放送したようですが、反響が強くNHKでは続編を検討しているとのこと。ドラマを作成したのは、NHKの20代から30代の職員。堅苦しい印象や、これまでの不祥事を払拭するイメージで作成したのでしょう。このドラマに関しての批評は様々ですが、このドラマのおかげで番組ホームページのアクセス数が放送開始の3月下旬から約1ヶ月半で36万件以上。この反響は、NHKにとってうれしい限りでしょう。



これまでは、韓国ドラマを輸入して放映したり、過去の成功劇を繰り返し同じトーンで放映したりでした。また、お笑いブームが続くとお笑いをネタに視聴率稼ぎ、野球が注目されれば野球を放映。



今回の番組作成は、全くのトーンが違いますが、これを皮切りに、NHKとしてどのような番組作成に力を入れるべきなのかを再度、考え直して欲しいと思います。この先、近い未来を良くするための題材として、過去の話や定石を使って、「何をするべきか?」という視点で番組作成を行って欲しいモノです。



NHKは一方的に料金の徴収を国民に求めていますが、根本的なコンテンツが国民の期待にあった内容を作成しないと、国家的な押し売りにも値しますね。NHKしか出来ない番組を提供しないとその価値に対しての代償を誰も払わないでしょう。



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