Tivo

2006年5月1日 月曜日

早嶋です。



タイトルのTivoは、ティーボと呼びます。Tivoとは内臓のハードディスクにテレビ放送を録画する家庭用のビデオレコーダーのようなもので、PVR(パーソナル・ビデオ・レコーダー)と呼ばれるものです。一般のビデオレコーダーと異なる点は、EPG(電子番組表)とセットでHDDレコーダーが提供されるとこです。



同様のものは、日本にもあるじゃないか!と思われるかもしれませんが、日本のメーカーが、ハードウエァとしてDVD-HDDレコーダーを販売するのに対して、Tivoは番組情報提供サービスが主で、HDDレコーダーを貸し与えてくれます。Tivoは月額のサービス料金の徴収によって収益を上げるビジネスモデルなので、実際はハードウェアをただで近い形でユーザに提供し、サービスを拡大していくと思います。



HDDレコーダの出現、Tivoのようなサービスが普及すると、テレビCMを飛ばす事が当たり前になってきますので、従来のマーケティングや放送メディアのあり方を根本的に変えていく必要が生じます。



Tivoは、更にインターネットと密接に関連しており、世界中の情報を、コストをほとんどかけることなく収集することが可能になります。Tivoのようなサービスが出現する現在は、楽天がTBSを買収して、特定のコンテンツを囲い込むようなことが全く意味の無いことになるということですね。



—ただ今、ブログマーケティング実験中。—



実験の詳細は、『ブログマーケティング実験』をご覧ください。



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