1L for 10L

2009年7月5日 日曜日

早嶋です。



セーリング本日はヨットでした。平日は出張が立て続いているので、週末は精力的に体を動かしてリフレッシュしています。良いことです。



さて、ボルビックの販促プログラム「1L for 10Lプログラム」。最近はこのプログラムの支援を込めて水を買うときはボルビックが多いです。



—–ボルビックのWeb抜粋——

いまボルヴィックは、ボルヴィックの売り上げの一部で、ユニセフの活動を支援しています。それはアフリカで飲料水を確保するための井戸づくり、及び10年間に渡るメンテナンスを行うこと。お客様のお買い上げ1リットルあたり、10リットルの水がアフリカの井戸から生まれるのです。あなたがボルヴィックを飲むたびに、アフリカで笑顔がまたひとつ増えています。

—-終了——





このプログラム、2009年の開催期間は6月1日から9月30日まで。期間中全てのボルビック製品の売り上げに対して、購入1Lにつきマリ共和国で10Lの清潔で安全な水を生み出すための資金がダノングループよりユニセフに寄付されます。これによって、アフリカのマリ共和国でのユニセフの水と衛生に関する事業の活動に役立てられるのです。



ボルビックおそらく、10L分の活動資金はわずかな金額でしょう。しかし、1Lにつき10倍もの水がアフリカで供給されるというメッセージはかなりのインパクトを感じます。そして、実際に役に立っている事を知ると、購買後の満足度も高まります。



飲料会社各社は、ペットボトルに込められた水が広大な工場の敷地で詰められ多大なる流通コストをかけて運ばれたとは信じさせたくないでしょう。むしろ何か素晴らしい物語を込めたいと思っているのです。



ボルビックのマーケターも同様でしょう。この商品の秘密は何か?売りのポイントは何なのか?消費者が連想するストーリーや儀式、謎めいた迷信などはないか?脳みそをひねって何とか探し出したのではないでしょうか?



社会に訴える広告。今の時代にマッチして、切れ味が良く、消費者の心を湧きたてる素晴らしい取り組みだと思います。



そして、今日は3Lのボルビックを飲みました。30Lの社会活動に貢献する事が出来たのです。



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