工事に思う

2009年5月6日 水曜日

早嶋です。



道路工事写真は最近行われている近所の道路工事の風景です。ブロックで舗装された歩道をすべてはがして、アスファルトに敷きかえる工事を行っています。どうやら自転車用の道と歩行者用の道を整備しているようです。



ふと立ち止まり、写真を撮ったのですが、工事をしている人に次のような質問をしてみました。そのブロックはどうするのですか?と。工事の担当者は、ほとんどの場合、捨てられると教えてくれました。再利用する場合もありますが、まれですねと。そして、今回のブロックは捨てるそうです。はいだブロックを保管して再び使う場合は、新品のブロックを使うよりも手間がかかるそうです。



道路工事再利用さて、もう一枚写真を見て下さい。こちらはエジンバラ市街で撮った1枚です。同じようにブロックをはがして道路工事していますが、こちらは再利用が前提に行っています。



石畳は既にボコボコですが、一度はがしたら再びはがしたブロックを使って道を整備していきます。中には割れてしまい、使えなくなったブロックがあったら、そのブロックだけ新しいものに取り換えて長い間使います。



この工事、今に始まったわけではありません。1000年も前から同じように大理石のブロックを掘っては埋めての繰り返し。従って、道の石畳は見た目は良いけれどもボコボコしていて歩きにくいです。日本のようにアスファルトで固めた方がそれは使い勝手が良いかもしれません。



モノを大切に使うこと。時には今の便利さを放棄する必要もあります。エコを推進する場合も同じだと思います。極端な話、現代の文明を放棄することが一番地球にやさしいのですから。



だからと言って、今の生活を続けていたらちょいと未来の地球の姿も見れなくなるかもしれません。少しづつ、そして一人一人の意識の中にエコを埋め込むことが大切だと思います。



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