千円札は拾うな

2006年4月2日 日曜日

早嶋です。



千円札は拾うな株式会社ワイキューブ代表の安田さんの著書、「千円札は拾うな。」の紹介です。



千円札が道端に落ちていたら?千円札を拾うと言う行為は、得をしますが、その周りに一万円札があったとしたら、千円札を拾う行為は果たしてどうでしょう?



千円とか、一万円という価値も重要ですが、千円札を拾うという事に固執して、それ以外のことが見えなくなる。本書のポイントとして、千円札を拾うよりも、捨てること、さらには、大きな目で世の中を見渡し、自分の目線を億単位に高めれば、千円札は視界から消えてしまう。目先の事実だけに囚われて後々後悔するということもある。と言ったことを述べています。



本書中に、勤勉は悪である、というキャッチがありました。ここでは、一生懸命同じ事を繰り返すのでは成長は見込めない。勤勉に対しての捉え方も、昔と変わっている。過去は、作れば売れる時代であったのに対して、今は発想が必要になっている。そこで、習熟したら立ち止まり、新しい方法や効率のいい形式を探して実行することが重要です。と紹介があります。



納得した箇所は、「成長とは良くなることではなく変わること」と説明しているとこです。さらに、「変わった時は何かを捨てたとき」と説明が続きます。トンボは、飛ぶために、泳ぐ能力を捨ててしまう。人間も同じように成長するには、今ある何かを捨てる必要がある。本書では、「企業にしても個人にしても根本的に変えるには目先の利益や現状の利益体質を捨てるところから始まる」とまとめられています。



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