アフター・コロナ

2020年3月16日 月曜日

早嶋です。

米国のコロナウィルスの感染拡大も止まりませんね。日本時間で16日の17時時点で3,100人の感染、60人に死者です。トランプ大統領は13日に国家非常事態宣言を出しています。か悪地域や国への渡航規制も強くなり欧州の過去14日間滞在の外国人の入国禁止阻止などで、週末の米国主要空港は欧州からの帰国者で大混雑でした。

入国審査で帰国者は至るところで濃厚接触になっていると思います。これが引き金になって、今後2週間で更にアメリカ内での感染爆発が引き起こるのでは無いかと思います。この意思決定を行ったトランプ政権は結構ピンチだと思います。もちろん正解は無いのでしょうが。イタリアの感染の広がりを見ると、米国の今後の広がりは人口比でざっと5倍くらいです。米国でこの数値の感染者と死者が出るとインパクトは大きいと思います。

一方、中国政府の対応は世界中から避難の的になるのではと思います。なぜか勝利宣言なんぞを出して、今や中国は安全だ。他の国や地域からの入国を拒否する。などと言っています。ことの発端は中国なのに、その責任をあたかも他国になすりつけるかの言動です。そして少し怖いのは、ウィルス持ち込み責任をアメリカだと言っている点です。

米国では、きっとここ2週間で急激に感染者数が増えると思います。その時期になれば、確実に米国民の怒りが中国に向かうでしょう。これまでの米中関係なんかかわいいモノでしょうね。今回の中国政府の対応に対して、少なくとも他の地域や国に対しての対応を見ている限りでは、誰もが「ふざけるな!」と思うでしょう。中国は他国からの関係や様々な圧力との戦いを今後は背負う必要が出てくるでしょうね。

参考:
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56817890W0A310C2000000/
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59678



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