「できる人」の法則

2020年2月12日 水曜日

早嶋です。

コーチングの神様が教える「できる人」の法則を読み返しました。ポイントは、「いい人」になることを諦めて、「嫌な奴」になることをやめることです。悪いリーダーは職場やチームを不愉快な場所にすることと著者は主張します。そこで打ち手として「やめる」ことを重視されたのです。

「私が今まで出会ったリーダーの大半は、何をすべきかま学ぶ必要は無い。彼らが学ぶ必要のあるのは、何かをやめるべきかだ」これはピーター・ドラッカーの言葉ですが、何をやめるかを知ることはその人の資質を高めることに繋がるのです。

例えば「負けず嫌い」も度が過ぎると嫌われます。程度は必要ですが、何が何でも自分が勝とうと思えば結果的に他人を不愉快にさせることがあるかもしれません。

例えば「常に価値を付けなくても良い」です。いいアドバイスを続けると、時にはその人のやる気そのものを奪ってしまうかもしれません。「もう知っているよ!」「それよりも良い方法がある!」など、何か一言付け加えいようとせずに、たまには受け入れるほうがぐっと人のやる気を引き出せるかもしれません。

例えば、常に白黒付けない。物事を中立的にみることができれば、チームにとってプラスに働くときがあります。肯定も否定もしないのです。同僚や仲間が良いアドバイスをした場合はそこに評価をあえてしないのです。

言葉の中で「いや」「でも」「しかし」などの文章で極力始めないようにするのです。相当気をつけても、「あなたは間違っている!」というニュアンスになってしまうからです。

リーダーは相手が動いてなんぼなので、チームを同じ方向に向かせた後は、チームが気持ちよく動ける空気感を作ることが大切なのです。そのために、感謝の気持ちを常に持つ。という極めて当たり前のことが、実は極めて重要な心得になる。というのが「できる人」の共通点なのです。何か言うことに困ったら「ありがとう」と感謝することから始めることが大切なのです。



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