早嶋です。
本日は、りそな銀行ビジネススクールの1-Day-MBAシリーズのビジネス統計でした。参加者の方々、お疲れさまでした。本日、最後のまとめにコメントした内容3つです。
1、平均値を分析する場合は、必ずばらつきを意識する
2、データの関連性を探して、将来を予測する
3、分析結果やチャートを読むときは作り手の気持ちになって読み取る
本日もお疲れさまでした!
早嶋です。
本日は、りそな銀行ビジネススクールの1-Day-MBAシリーズのビジネス統計でした。参加者の方々、お疲れさまでした。本日、最後のまとめにコメントした内容3つです。
1、平均値を分析する場合は、必ずばらつきを意識する
2、データの関連性を探して、将来を予測する
3、分析結果やチャートを読むときは作り手の気持ちになって読み取る
本日もお疲れさまでした!
早嶋です。
本日は終日、岩田屋さんで仕事でした。これから小田原に移動です。本日の研修、お疲れさまでした!
早嶋です。
最近、出版社の方々と多く話をする機会があります。そして毎回、どのような書籍が売れているのですか?という話題になります。
近年、最も良く販売部数が伸びている書籍は価格が1000円から1500円程度の自己啓発もの。書籍のタイトルが分かり易く、キャッチーなものが特に売れているようです。中でもコンセプトが比較的軽い自己啓発ものや、ちょっと涙をさそう感動もの。
対して、2年前くらいまで良く伸びていた経営に関する書籍や少し重ための内容のビジネス書、価格にして2000円~2500円程度の書籍はパッタリだそうです。以前はマーケティングとタイトルにつけば、ビジネス書では珍しく部数が伸びていたといいます。
しかし、現在では見向きもされない。実際、マーケティング関連の書籍は定期的にチェックしていますが、世の中で発表される論文の数と比較して書籍化されるペースがかなり落ちていると感じます。
ある出版社の編集者は現在の情況を次のように語っています。現在は、ある程度の情報がWebやフリーペーパーを含めた新たな媒体によって買わなくても情報を仕入れることが出来るようになった。そこで、書籍を購入して情報を得るということをしなくてもよくなった。
ただし、何か知識を仕入れている感覚を常にもっておきたいので、軽い感じの書籍を持っておきたい。それが、自己啓発ものにつながっているのでは?と。ただ、以前の自己啓発ブームとは異なり、コンセプトが軽いもの、即効性が高いもの、あるいはそのように表現された書籍が手に取られやすい、と。
確かに景気の落ち込みもあり、新しく書籍を購入して読むよりは、これまでに持ってた書籍を読み返したりしている方も多いかもしれません。上記のように話をされていた編集者は、以前は7割~8割程度の確率で書籍の売れ行きが読めていた。しかし、現在は全く読めなくなった、と語っていました。
確かに、媒体が増えたこと、多様な人が増えたこと、などの影響で一筋縄ではいかないのでしょうね。
別途、話が草食系男子の話題になりました。レジャー白書の情況を見ても、海外に行く若者が激減して、車に興味を持たなくなり、巣篭もり現象に代表されるようにインドアで過ごす人が増えている。挙句の果てに弁当男子なる現象も見られるようになって、かつての日本男児はどこに行ったのか?と。
ただ、そのような男児も何故か、ソーシャルアントレプレナーには興味を持つ方々が多く、この手のセミナーや講演会は立ち見が多い。人のことを考えるのも重要だけど、個人としてどうしたいの?それともうひとつ、面白い現象に「ヤンキー」の生き様が再び注目されている。最近の若者は、・・・。という言葉は歴史を繰り返す。
早嶋です。
今日は終日東京にて営業、打ち合わせです。主張中はいつもながら効率的に動けています。
午前中は出版社めぐり。ダイヤモンド社に伺い、企画中の出版物(法人営業管理者向けの本)についてアドバイスをいただきます。午後は2社営業を行い、夕方に日経BP社へ。6月26日に発刊する日経ビジネスアソシエの特集号の最終的な打ち合わせと今後の企画が目的です。夜は、横河電機のマーケターと集まって情報交換。
今日も張り切って行きましょう!
早嶋です。
本日は富士フィルムさんで戦略立案基礎研修でした。参加者の方々、お疲れさまでした。
毎回、この研修の冒頭で経営ピラミッドをベースに「何のために会社を行うのか?」という企業理念について議論します。今回の切り口は、国内にいくつの空港があるのか?という質問から始めました。10?20?30?・・・。参加者からオークションのように数字が飛び交います。しかし、実際は100以上も国内に空港があります。
単純な計算で各都道府県に2つの空港があるのです。本当に必要なのでしょうか?箱モノとは良く言い表した表現で、多くの空港が赤字垂れ流しの状態です。
何故、日本ではこのような状況が続いて来ているのか?一つに考えられるのは誰も日本全体を考えずに官僚組織の単位がバラまきになっている事があります。全体を考える人がいないから、造ってみたけれど実際は利用されない。そんな状態がどこにでも見られます。
本来は各役所には、それぞれのミッションが確立されていました。国家の社会基盤を作る、運輸基盤を作る、農林漁業の基盤を作る、医療基盤を作る、教育基盤を作る、・・・などです。そして、各省庁に対して大蔵省が予算配分をコーディネートしてミッションを遂行していました。しかし、いつしか。本来のミッションが二の次になり、公共事業への過剰投資が進み官僚の腐敗が進んで行ったのです。本末転倒ですね。
この状況は、企業においても観察できます。企業が本来向かなければならない自社のミッションの遂行に対して、いつしか企業本位になった矛盾した経営が氾濫する現象です。結果、不都合な状況が起きて倒産です。
倒産したNOVAのミッションは駅前留学を通して生徒の英語力を向上する事でした。しかし、いつしか企業の内部の都合で目標1000校という顧客に目を向けない目標が社内に浸透しました。すると、顧客から預かった前受け金をファイナンスして校舎を次々に拡大していく。その結果経営波状。
ミッションをないがしろにして、顧客に目が向かなくなり、企業の都合で活動をすると多くの場合、上手くいかないのです。
早嶋です。
福岡の若手リーダー育成のためのビジネススクール、BPSの卒業生の小田さんが心理ジャーナリストの佐々木正悟さんを招いて6/12に福岡でセミナーを開催します。ご興味のある方は、こちらへ。※小田さんのブログにリンクしています。
BPSは今年も活動を開始しています。今期は若手リーダークラス、上級クラスに加えて入社して3年から5年程度の社会人向けのコンテンツも充実していきます。詳細はブログとBPSのWebでお知らせいたします。ご期待下さい。
早嶋です。
岩田屋さんでマネジメント研修を修了後、小田原に移動中です。一時期は福岡空港でもマスクをつけている方が多くいたのですが、本日は少ないですね。福岡でもまたインフルエンザの感染者が出たものの、収束に向かっているようですね。
早嶋は用人のため、マスク、手洗い、イソジンは出張ツールとして常に携帯しています。
早嶋です。
現在の消費税は最終的な商品(製品・サービス)に対して課税されます。つまり、最終的に利用するエンドユーザーに商品が届くまでの間、何度か税金が払われているという現象があります。
一方、付加価値税という概念は異なります。付加価値税は経済活動に伴って発生する価値(富の創出)に対して、すべての流通段階において一律に課税します。5万円の材木を調達してテーブルを作り、10万円で売ったとします。すると5万円の付加価値を創出したことになります。
付加価値税はこの場合、5万円に対して一定の税率を求めるものです。特徴としても納税する対象者は消費者ではなく、価値を創出した法人や事業者です。
大前さんは付加価値税について早くからその可能性を説いています。付加価値税を5%とした場合、国内で生み出された付加価値の総額はGDPに相当すると考えると、約500挑円。つまり、年間25兆円の税収入が見込めます。一般商品の課税額と大きく変わりませんが、サプライチェーンの段階で何重にも課税される商品などは値段が下がることになります。例えばガソリンです。
付加価値税を導入すると法人税が不要になります。会社経営を行っている方は少なくとも現在の税制に対して不満があると思います。現在の法人税の大枠は、利益が出ればその額の約40%が課税対象です。しかし、その時に使用した資金を経費として認めるか否かや、資産の減価償却を何年に定めるかによって、つまり税務署の判断によって利益額が大きく変動します。
3000万円の製造装置を3年で減価償却すると年間1000万円のコストになりますが、10年間で減価償却すると300万円のコストになります。法人税額を計算すると、大きな違いが生じてきます。
付加価値税を導入すると、外注費を含む仕入代金以外のすべてにおいて、あいまいな裁量行政による課税が入り込む隙間がなくなるので税金の体系がすっきりします。仕入と販売の差額が課税対象になるため、残った利益は株主に配当する、社員にボーナスとして還元する、接待費として使う、資産を何年で償却するかの判断は企業の自由になる、といった事が可能になります。
付加価値税の概念が導入されにくい背景は、制度に関わる方々がビジネスの経験が乏しい事にあるのかもしれません。実際に、経営を行い税金を払っているときに減価償却の概念や複数の過程に関わる税金の複雑さを体験することができます。そして、初めて新しい問題点や課題、そしてそれに対する解決策を考えるからです。
付加価値税が導入されると脱税なんかも減ると思いますが。
早嶋です。
先ほど、ボンド大学在学生の方々からアントレプレナーとして、インタビューを受けました。MBAのカリキュラムの中に、アントレプレナーシップ、起業家理論という科目があります。今回のインタビューは、この科目のレポート課題です。
起業して4期目になりますが、今回インタビューはいい棚卸でした。思えば、ボンド大学に在学中、初めてのハードルがアントレプレナーシップでした。当時、同様に我々のチームもアントレプレナーにコンタクトを取りインタビューを行ったものです。そして、当時はまさか自分が起業するなんて考えていなかった事を思い出しました。
インタビューの中で話題となったトピックに、ボンド大学を経験して得たことは何か?がありました。これに対して早嶋は、3つあると応えました。1)ボンドのネットワーク(人脈)、2)課題解決型の思考、そして3)考える視点です。
ボンド大学のネットワークは非常に濃くパワフルです。ビジネスパートナーの長田との出会い、ビザインの松原との出会い、東京で研修ビジネスを一緒に行っているEQパートナーズの安倍さんもボンドです。また、ビザインのM&Aの仕事は清水さんとの出会いで、やはりボンドです。
早嶋がマーケティングにはまったのもボンド、マーケティングを担当している平久保先生との出会いです。もっというと、会社を辞めて自ら起業しよう!と考え方を180度変えたのもボンドに入って学んだことが始まりでした。
アントレとして会社を立ち上げ、現在は別のアントレのお手伝いもさせていただいています。ビジネスを楽しみながら構築していく、実にすばらしい仕事とめぐり合いました。
本日、インタビューをして下さったボンドの山下さん、須藤さん。論文が出来上がったら是非一読させて下さいね。まだまだ長い道のりが続くと思いますが、腹いっぱい勉強する時期は人生の中でそうそうありません。楽しんで下さい。
アメリカの有名な作家、マーク・トウェインの言葉です、「トム・ソーヤの冒険」などを読んだことがあるのではないですか。彼はほかにも名言を残しています、“私が経験したもっとも寒い冬は、サンフランシスコの夏だった”、“あなたがロンドンに飽きた時は、人生に飽きた時だ”。サンフランシスコの北、ソーサリートの街に、彼の好んだホテルがあります、「カサ・マドロナ」、最上階からの眺めは最高です、機会があればぜひどうぞ。
本題に戻ります、およそ上司というものは「過去の輝かしい実績」を持っているものです、しかしその実績こそが上司の固定観念につながり、新しい発想や部下の成長の妨げになると言われます。どんな場合にそれが起きるのでしょうか、それがどのような妨げになるのでしょうか。大きく分けて二つあるように思えます、成果にかかわる場合と部下の感情に関わるものとがあります。
まず感情に関わるものを考えてみます、“途中で口を挟む”、“相手の考えを否定する”、“相手の話を先回りして答えを決めつけてしまう”ことなどないでしょうか。これらはすべて“自分は答えを知っている”という思いからだと言えます、上司のそんな言葉を耳にすることはよくあります。そんな時に相手は“聞いて貰えない”“そうじゃないのに・・”この人に話しても仕方ない“と感じます。
成果に関わるものを考えてみましょう、“間違って理解してしまう”こともありますし、“やっぱりそうか”と自分の思い込みを確認するだけに終わってしまうこともあります。せっかくの部下からの報告を正しく理解できないばかりか、間違った指示を出してしまうことにもつながります。大切な報告を聞き逃してしまうこともあるでしょう、意思決定に重大な問題を生じることになります。
他にも、上司の思い込みが問題になることがあります、市場環境が変わってしまった時です。“こうやればうまく行く筈だ、いつもこうやって来たんだから”と、昔からの自分のやり方に固執してしまうことです、環境が変わればやり方も変わります。10年ほど前に流行った本が、昨年来また売れているようです。“チーズはどこに消えた”、聞いたことはありませんか、古くなった情報にすがりつくことの愚かさを書いています。
上司たるもの、「自分が正しい」「自分は知っている」「自分が一番」という思いをわきに置くことができると、部下との関係も成果もよくなるのではないでしょうか。
長田