週末の有効活用

2020年12月7日 月曜日

原です。

コロナ禍の2020年を振返り、
新たな取り組みで分かったことがあります。
2020年での私の週末(土日と祝日)は、
大分の里山を拠点に原農園(以下、農園)の再開発と兼業農家に取り組みました。
因みに、平日は福岡市内に在住。
農園は、兄との協働です。兄も専業ではなく兼業農家です。
年間で数えると私だけで作業日数は約100日。兄も作業日数は約100日です。
2人で延べ約200日を週末農業に取り組みました。
農園は、「田、有機JAS茶園、果樹を含む約50種類の野菜畑」です。
合計栽培面積は、約70アール(2,100坪)。
専業農家は、この数倍の栽培面積もあります。
兄と私は、子供の頃から休日には「土壌作り、栽培技術、機械操作、加工技術」などを
両親から実践で学び続けていたので、スキルは専業レベルです。
数年前の豪雨と山崩れにより茶園以外は被害に遭い再開発が必要でした。
農園の課題は、「未来でも安心安全な食べ物を提供する農園の再開発」です。
課題解決に向けて本格的に農園の再開発に取り組み、以下のことが分かりました。

●週末農業で分かったこと
・子供の頃から身につけたスキルは、「頭と体と心」で忘れていない。
・1人では効率が悪い。win-winの協働は必ず必要。
・計画とITと機械をとことん使いこなす。そうすれば、約100アール(3,000坪)なら、
数人の協働で安心安全な週末農業の運営が可能。
・私達の週末作業を見て、地域の他農園も週末農業により食料自給を目指す兼業農家が増えた。
・安心安全な食料は、自分達で作らないと購入は不確実な時代。
・食だけでなく自然や農地との触れ合いは、心身ともに健康維持に必要。
・農園では、何でも作れるし失敗もする。理科の実験のようで知恵がつく。
・食料に目利きがある方達は、わざわざ遠方からトラックで商品を受け取りに来てくれる。
つまり、産地直送ではなく「産地直来」である。産地に来ることを楽しんでいる。
・本当の解決策は、実践による仮説検証の繰り返しから創造できる。

年末年始には計画をブラッシュアップして、来年も週末農業に取り組み課題解決を継続していきます。




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