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2020年4月30日 木曜日

早嶋です。

一連のパンデミックは、過去にも多くの人が予測したものです。映画の世界にもなっていますし。多くの政治家から個人レベルまでその認識はあったと思いますが自分も含めて、誰も予測ができなかった危機という解釈をしています。そう理解することで自分を安堵させているかもしれません。

過去には、SARS、H1N1型インフル、MERSなどがあり、それは十分な警告で、その事例を自分ごと捉えて準備をしておくべきでした従い、今回の一連のコロナウィルスは起こるべくして起きた危機だと捉えられると思います。しかし、世界を見渡すと、と言ってもニュースやWebで見るだけの情報ですが、国によって対応がバラバラ。というかその国を納めている政治家の様子がはっきりと投影されています。

イタリアやスペインは今回のコロナの影響というよりは、その因果はもともとの医療体制や福祉体制の脆弱さが露呈されていると思います。これはフランスも同じです。台湾や韓国は先のウィルスに対して準備を行っており対応は正しく他の国々と比較して初動は早くうまく対応していると思います。米国やブラジルはやはりその統治スタイルで軽視しすぎていた結果が露呈しています。中国は今後四面楚歌になるのではないか?というほど、あるいみらしい行動です。はじめは情報を隠蔽。やばいと思ったら資源を総動員してことを収めて、自分たちの勝利を祝っています。

世界の傾向は、今後は融合するのかと言えば、無いでしょうね。よりポピュリズムが強くなり、しいては独裁主義のカラーがつよくなる。そして米国は以前のロシア(旧ソ連)を中国にシフトしてこれまで以上に激しくぶつかると推定できます。それぞれの国は、ロックダウンした政治家はその影響よりも自分たちが取った成果をアピールすることでしょう。社会的な距離を取ってコロナを収めた政治家は、他の国を批判して自分たちの行動を正当化するでしょう。

最後に地球が矯正リセットされた時期を第二次世界大戦としたら、今回はこれまで史上はじめて地球全体がリセットされる出来事です。その意味で、コロナ世界大戦(Worl War C)という言葉が既に生まれています。そして2020年、ひょっとして2021年はコロナ前、コロナ後でBCとACと表記されるくらい劇的に全てが変わると思います。



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