買い手が積極的に買収を行うためのはじめの一歩②

2020年2月7日 金曜日

早嶋です。

前回は、アプローチするところまでコメントしました。例えば、ショートリストを作成してもどうしてもアプローチできない企業が1社、もしくは2社あるとします。その場合どうするか?という質問です。

様々なに検討、あるいは試した結果、答えは結構シンプルで、買い手の社長からコンタクトしてもらう。です。当然、いきなり御社を買収したい。という内容はNGでしょうが、提携を視野に一緒に仕事をしたいので一度話を聞かせて欲しい。といいうように真摯に相談を持ちかけます。

もちろん、秘書室などの電話番号やメール等は確認できるでしょうから、実際にそちらにかけることで相応の人に連絡は付きますよね。当然、将来の売り手企業も、相当の企業の代表から電話がああれば、それは本当か?となるでしょう。

そして実際に、トップ同士の話が進めば、当然にその後はM&A担当の役員なり責任者が相手の状況やこちらの戦略などを共有しながら将来を見越した提携などの話から、徐々にマイノリティー出資などに持ち込むのです。

この場合、買い手企業がある程度その業界や売り手企業からしてネームバリューがある必要がありまあす。規模が小さい会社ではあまり役に立てませんが、そこそこの規模の会社やニッチな業界で著名な企業であればアドバイザーを使ったコンタクトよりも結果的にスピード感が増すのです。



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