自分の中の情熱と使命感を発見する

2021年9月7日 火曜日

原です。

私は、企業や地域社会ビジネスの問題解決に取り組んでいますが、最初のテーマ設定に悩む人が多いと感じています。
問題解決には、時間、コストなどの労力がかかります。せっかく取り組むなら成果を出したいと慎重になります。
慎重になるのも良いのですが、テーマ設定だけに時間をかけ過ぎ、その先の問題や課題発見、解決策に進まないことがあります。
これでは、問題は解決できません。

テーマ設定では、第一印象として心に引っかかる、悩んでいる、あるいは興味が湧くなどを思いつくまま全て書き出してみてください。そして、その中から、特に自分が情熱や使命感を感じる順に優先順位を並べ替えます。
情熱の有無は、テーマを見たときに好き、面白い、得意、考えるのが楽しい、好奇心が湧いてくるといった興奮を覚えるかどうかで判断できます。
その問題を解決したい気持ちが湧いたり、世界にとって価値が高い、本質的に意味があると感じたりするのなら、情熱を持っていると言えるでしょう。
また、使命感とは、運命や義務感を感じるかどうかです。具体的には、自分ならやれると思う、過去の人生の点とつながる感じがする、傍観者になってはいけない気がするなどです。

私毎では、数年前に地元実家付近が山崩れに遭い、集落が全滅し友人や知人を失いました。
災害直後には何もできずにいました。しかし、使命感も感じました。その後、短期的な目標として、クラウドファンディングを公開しプロジェクトを実行しました。
さらに、長期的な目標テーマを「持続可能な生産消費形態を確保する」と設定し、「人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然との調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。」ことをターゲット目標に掲げました。
具体的な実行内容は、「①復興チームとの荒れた田畑を再開発、②花を植え土壌づくりと蜜蜂の育成、③自然生態系を確保し天然の蜂蜜を生産、④廃棄物の再利用によるオーガニック農園開発、⑤森林資源の再利用」です。
まだまだ未達成ですが、都市と里山の2拠点生活により「持続可能な自然と調和したライフスタイル」の実現と普及に今後も取り組んでいきます。




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