値ごろ感の定義

2006年11月27日 月曜日

早嶋です。



値ごろ感。これが分かれば、プライシング(価格の決定)がスムーズに行えます。しかし、値ごろ感とはどうやって測定すると良いのでしょうか?



値ごろ感。株式売買に精通している人は良く聴く言葉だと思います。ただ、株式の売買においても値ごろ感は、値ごろを測る投資尺度があるわけではなく、個々の投資家の考えに依存する部分が大きいです。



消費行動における値ごろ感も、実際は測定するのは難しいです。そこで、日常の生活を考えて見ます。普段のお買い物などのシーンで、どれがお買い得で、どれが高いのか、と言ったことは何気なしに考えていると思います。



このとき、何を考えているかを分析すると、2つのことを比べていると思います。1つは、その商品に対しての価値です。もし、その価値が、値札についている価格(費用)よりも高ければ、「お買い得」と感じます。逆に、感じた価値よりも、価格が高ければ、「高い」と感じるのです。



このことから、値ごろ感を次のように数式で表すことができます。



 値ごろ感) = (価値:value)/(費用:cost)です。



例えば、500円のペンがあったとします。消費者Aが感じている価値が、500円であれば、この消費者Aが考える値ごろ感は1となります。もし、消費者Bが、同じペンに1000円の価値を感じていたら、消費者Bが考えている値ごろ感は2となります。この場合の満足度は、当然AよりもBが高いことが分かります。



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