恐怖心と新型コロナ②

2020年2月25日 火曜日

早嶋です。

スマフォの普及で情報の伝達が劇的に早くなった一方、その情報の真贋を見極めることが難しくなったと感じます。その一因にSNSがあるのでは無いでしょうか。

いわゆる煽りです。世の中で注目を浴び、かつ実名として表に出るわけではないし、それでいて何か損得をするわけでもない。なのになんだかちょっぴり注目を集めたい。というココロが悪さをしているように感じます。

ひょっとして煽っている本人は悪気がないのかも知れませんが、親切心か何かで流れた情報をパッと全体にシェアしてしまう。匿名性が強くても、ひょっとしてこれは!と善意があるのかも知れませんが、結果的にソースが不明なまま情報が独り歩きしている。受ける方も判断の基準を持ち合わせていない場合は、それを鵜呑みにしてしまうかも知れません。

あるいは、上記のような考えもなく、ただなんとなしに情報を闇雲に拡散して注目を浴びたいのかも知れません。リアルの世界と違って、特定されないし、実際に正論をその場で突っ込まれて議論になることも無いですし。結果、拡散している情報に何ら一貫性が無い方も多いのでしょう。

危険だなーと思うのは、皆提供された情報の一部をみて瞬発的に判断して感想をぼやいている点です。議論の過程や前提は度外視して、起こった結果のみを歪曲して判断してしまっています。逆に、悪意を持って、意図的に情報の一部を切り取り、その情報を拡散していく。何かしら社会を混乱させようとする悪意も強く感じることが多いです。



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