ブログ「銭湯ランナー」では、東京マラソンの盛況ぶりにコメントしました。さて、今度の東京マラソンはどうでしょうか?
今回も大盛況です。実に31万人以上のもうしこみがあったようです。シティーマラソンに参加する場合、エントリー料がかかります。因みに、東京マラソンのフルは10,000円。タダでは無いのです。それなのにこの人数。マラソンはブームから最早、トレンドになりつつあることを示す指標のようです。
因みに、今回も応募しましたが、当選するかどうかは神のみぞ知るです。
—–以下、大会事務局から—-
※ 抽選結果のお知らせではございません。
=============================================================== ◇◇東京マラソン2010 出走者の抽選について◇◇
===============================================================
既に発表いたしました通り、ランナーの募集におきまして31万人以上のお申込みをいただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。
つきましては、昨年に続き今回も抽選で出走者を選ばせていただくこととなりま
す。
当選倍率は、マラソン約8.5倍、10km約13.1倍となっております。
現在、10月中旬の当選者発表に向けて抽選作業を進めておりますので、結果発表までのスケジュールを改めてご確認くださいますようお願い申し上げます。
【今後のスケジュール】
10月13日(火)以降 抽選結果発表の通知 ※お申込みの方全員に、順次通知し
ます。
10月30日(金)参加料の入金締切り
【抽選結果の確認について】
10月15日(木)から大会ホームページ上で抽選結果をご確認いただけます。抽選結果のメールが届かない場合やメールを削除してしまった場合は、大会ホーム
ページにてご確認くださいますようお願い致します。尚、郵便局から専用の参加
申し込み振替用紙でご応募された方はご利用いただけません。事務局から郵送さ
れた通知にてご確認ください。
早嶋 聡史(はやしま さとし)
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2009年9月 のアーカイブ
東京マラソン2010
良い上司
企業の管理職にとってのコーチングは、二つの側面があると思います。一つは“管理”のあり方であり、もう一つは“指導・育成”のやり方と考えられます。このどちらが欠けても十分とは言えません、両方の機能を備えて初めて役に立つものになると思います。
なぜなら、企業の管理職である以上、短期的な成果に責任を負うことは言うまでもありませんし、同時に長期にわたる継続的な成果を出せる状態を作ることにも責任を負っているからです。この両方を実現したとき、“良い上司”であり、“良いコーチ”と言えるのです。
「管理」の目的は、“目標達成の確率をあげること”で、条件は部下が“やるべきことは何か”を理解していることです。そのためには、コーチする管理者のビジネススキル、特に通過目標の設定能力とビジネスのフレームワークの知識が欠かせません。
なぜなら、上司は部下が答えを求めた時には「自分の考え」を明確に言うことができなければなりません。時間が切迫しているとき、重大な案件のとき、さまざまな場面で上司としての「答え」が必要なときがあり、自信を持って命令しなくてはならないからです。
また質問して部下に考えさせるとしても、部下が効率的・効果的に答えに辿り着くような質問をすることが大切です。部下が“何について考えて答えを出すべきか”を上司が分かっていることです、つまり考えるべき点が何であるかを漏れなく指摘できることです。
企業内では「良いコーチ」=「良い上司」、それは部下に成果を約束できる上司なのです。
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脱石油
石油会社の多角化ビジネスが進展を見せていますね。
ブログ「昭和シェル石油」では、太陽電池技術の強化についてコメントしました。石油需要が先細りを見せる中、昭和シェル石油は5年後に実利益の半分を太陽電池で稼ぐ計画を発表しています。実際、石油を上回る1600億円の投資を太陽電池に向けています。
コスモ石油は独自開発した農業用肥料で中国市場に参入します。中国の肥料メーカーと提携して今月の中ごろより現地での生産と販売を開始するとプレス発表がありました。中国では野菜や果実の生産量が日本の30倍から40倍が見込まれます。そのため肥料ビジネスとしての市場も今後の拡大がみられるところでしょう。コスモ石油は既に日本や欧州で農業肥料を販売しており、現在の売上高で年間約3億円。3年後に40億から50億円を目指しています。企業の規模からするとまだまだ十分なビジネス規模ではありませんが、それでも脱石油ビジネスに躍起になっている事が分かります。
早嶋 聡史(はやしま さとし)
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セミナー報告
TCM(東芝・コンシューマ・マーケティング)さんで研修です。今回は階層教育の一環として、新しくマネージャークラスになる方方に2日間、戦略思考やリーダーシップについて考えて一緒に考えていきます。
よろしくお願いします!
M&Aと保有効果
車でもなんでも、人が一度何かを所有すると、ほかの人よりその所有物を高く評価する傾向があります。これらの概念はダニエル・カーネマンシ氏の論文の中で保有効果として論じられています。
M&Aを行う際も保有効果が働きます。つまり、買い手よりも売り手がどうしても高く会社や事業を評価するのです。自分で育ててきた会社なので、他人の手に渡す段階で市場価格よりも高く評価してしまうのです(自分で育てるという意味ではイケア効果と捉えても良いですね)。
M&Aの価格算定方法は様々にありますが、最も重要なのが買い手と売り手が合理的に納得できる価格であることです。そのため、保有効果に関する論文は非常に参考になります。
保有効果には3つの不合理な特性があります。1つ目は、自分が既に持っている所有物に自然と惚れ込んでしまうことです。自分の会社を売るとしましょう。M&aのブローカーを通じて買い手を見つけました。しかし、その瞬間くらいから、その会社で過ごした時期や思い出を振り返る事でしょう。そして、素晴らしい思い出に浸っている時に価格を提示され、安すぎるのでは?と思うかもしれません。
2つ目は、手に入るものよりも失うモノに注目する事です。会社を売買する時も、会社を失うという事実に注目するかもしれません。失う事に対する感情の方が得られる金銭的価値よりも相対的に大きく評価されるのです(損失回避を参照)。
3つ目は、他の人が取引を行う際、自分と同じくらい素晴らしいモノを手に入れる!と勝手に思ってしまうことです。会社の買い手が自分が売る会社に対して、同じくらいの感情を持つと勝手に勘違いするのです。しかし、実際にに購入する側は、会社の負の面に目がいき、感情的な余韻などまったくもって無関心なのです。
早嶋 聡史(はやしま さとし)
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予測するといいかも!
ワインを飲むときに事前に知識や蘊蓄を教えてもらうと何故かそのワインが美味しく感じられます。ワインに特に精通していないという理由もあるでしょうが、何故、そのように味覚が変化する感覚を覚えるのでしょうか?
野球を見ている時にも、応援しているチームがぎりぎりのプレーをした場合、審判が取った判断に対して疑問を投げかけます。今はセーフだろう・・・って。同じ映像を見ても贔屓にしている側はセーフ、一方相手を応援している側はアウト。画像での判定を見ても同じものを見ているにも関わらず認識が違ってきます。何故でしょうか?
コーヒーだって、同じ手法で淹れても、紙コップで飲むときと、カップで飲むときは味が異なります。惣菜屋さんのおかずも、別途盛り直して食べた時と、そのままプラスチックの容器で食べた時は味が違うように感じます。
人は前もって期待した通りに判断したがるのでしょう。つまり、これはおいしいぞ!と思えばおいしく感じる。もちろん、ある程度の味の品質はある場合を前提としています。そして期待通りにおいしい!と判断する。
このことについてはブログ「ペプシチャレンジ」でもコメントしました。二つの飲み物がコカコーラとペプシと分かっている場合は、人はペプシが美味しいと答えます。コカコーラとペプシがどっちか分からない状態ではペプシと答えます。
これはコカコーラのブランディングの勝利とも言えるでしょう。コカコーラと分かれば、人の感情的な部分が刺激されます。つまり、脳の前方部分である前頭前野と呼ばれる記憶や連想、認知や観念など高度な判断をする部分が刺激され活発になります。
人がプラスの予測を行う場合もコカコーラと分かった時とおなじ部分の脳が刺激されるといいます。しかし、予測の機能はもっと素晴らしいモノがあります。人が何かを事前に予測する事によって、通常の生活をぐっと暮らしやすくしているのです。
例えば、騒がしいと予測した場合、ところどころ聞き取れない会話でもその前後のつながりを考える事ができます。携帯電話のメールにところどころ省略した文字が使用されていても、すんなり読むことができます。
これらの予測は経験や学習の積み重ねによって培われるため、本人と他社の予測は正確には異なってきます。そのため野球の試合を見ていてもファンに少し贔屓よりのレンズを通して見ているのかも知れません。しかし、それによってスポーツをより楽しく観戦する事ができるのかもしれません。
社会規範と市場規範
価値の判断において社会的な規範と市場的な規範の2つの立場があると考える事ができます。社会的な規範は、友達同士の頼み事やボランティアなどです。市場的な規範は、仕事のように対価の一つとして始めから金銭を求めているものです。
例えば近所の地区でボランティアによる清掃活動があったとします。多くの人はボランティア精神にのっとり清掃活動を行うでしょう。しかし、もしこの清掃活動に対して地区から一人500円を支払いますよ!という提案があったとしたら、多くのボランティアが参加しなくなるでしょう。500円の価値を提示された段階で価値の判断が社会規範から市場規範に移るからです。市場規範に価値判断が移れば、1時間の清掃活動で500円は割に合わない!と判断し、結果、参加を拒否するようになるからです。
ボンド大学の卒業生のネットワークも社会規範が適用されています。卒業生のネットワークをつなぐためにメーリングリストが作られています。このメーリングリストは様々な活動に使われています。その中で、経営に関する相談も多々あります。ある人が現状の経営課題や問題点を綴り、それに対してのアドバイスを求めます。2時間から3時間もすると、多くの卒業生がその内容に対してレスポンスを行います。もちろん一切の金銭的要求はありません。中には、その世界のプロモいますが全員が社会的な規範に基づいて行動をするのです。
もし、ここに1回のアドバイスに対して1000円を支払いますよ!となった場合、恐らくレスポンスの数が急激に減少するでしょう。1000円の価値を提示された時点で市場規範となり、普段の自分たちが稼いでいるサラリーと比較し、同等の仕事として捉えるようになるからです。結果、これに対してアドバイスをしてもペイしない!と判断するでしょう。
全米退職者協会は複数の弁護士に対して困窮した退職者の相談に乗ってくれる弁護士を求めました。そして、1時間あたり30ドル程度の低価格の対価を提示したのです。結果、声をかけた弁護士の全てから断られました。ところが、今度はボランティアで相談に乗ってくれないか?と募集をしたところ圧倒的に多数の弁護士から引き受けると回答を得たといいます。
始めの提案は市場規範を適用したため、1時間あたり30ドルではとてもペイしない!と判断したのです。ところが後の提案は始めから社会規範による価値基準であったため取り組みに賛同した弁護士はボランティアでも協力すると意思表示をしたのでしょう。
世の中をうまく渡って行く場合、社会規範と市場規範を別々に使い分ける事でかなり人生をハッピーに過ごすことができるかもしれないですね。
早嶋 聡史(はやしま さとし)
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無料の魔力
ご好評につき、「プレミアムローストコーヒー」1杯無料提供キャンペーンを午後6時~7時に実施!関東圏(8/28~9/3)・全国(9/11~17)にて展開。
上記はマクドナルドのプレミアムローストコーヒーのキャンペーンです。プレスリリースによると、マクドナルドのコーヒーSサイズを無料でふるまうという何とも太っ腹なキャンペーンです。
しかし、昔から言います。タダより高いものは無いと!そこで少し考えてみました。無料になる前の価格は1杯100円(~120円)のコーヒーです。そのためマクドナルドから得られる価値は暫定的に100円とします。
仮に、このキャンペーンを目的にマクドナルドに足を運んだとしましょう。コーヒー下さい!といえば100円分の価値を無料で得られる事が出来ます。しかし、物理的に移動しなければならないので、そこにはコストが生じています。例えば、マクドナルドがすぐ近くにあるわけではありません。そこに行くまでの移動コストや時間を消費するかもしれません。このコストは100円以上の価値がある場合もありますね。これは決して合理的ではありません。
また、人によってはコーヒーを一杯だけもらうのはなんとなく気恥ずかしいかもしれません。ついついハンバーガーを一個注文するかも知れません。まさに思うつぼ。
また普段、マクドナルドでコーヒーを飲まない方がこれをきっかけに飲むようになるかもしれません。マクドナルドは僅か100円のコストで生涯飲み続ける顧客を獲得するかもしれません。
無料!とつけば思わずもらいたくなる。コーヒーが本当に飲みたい分けではないのに、ついつい頼んでしまう。無料のチカラ、何故にこんなに人の心をそそるのでしょうか?人は無料!となると、実に不合理な判断を取るものです。
アマゾンは、一定額以上の書籍を購入すると送料を無料にするサービスを開始して売り上げを増大する事に成功しました。例えば日本では1500円以上の注文で無料になります。しかし、次のようなからくりがあります。もし、1400円の本の購入を決めた人がいたら、無料にするために1000円の本を追加するかもしれません。
この時の消費者の発想は、どうせ読むから合理的な判断だよね!と自分に言い聞かせます。でも実際は、1400円の書籍と送料300円程度を払った方が経済的にはお得です。追加で買った1000円の本は本来購入を決めていなかったからです。
以前、車の広告に新車を購入したら3年間オイル交換無料!と書いたチラシを目にした事があります。これも恐ろしく魅力的に見えますが、実際には大したバリューは有りません。オイル交換を1万5千キロに1回するとして、1回にかかる費用は7000円くらいです。年間に1万5千キロ走る人は、3年間で2万1千円の費用になります。
車1台の価格に比較するとこの価格は誤差範囲ですよね。それでも3年間無料!と聞くとものすごく得をした気分になります。
マーケティングにおいて無料!はものすごいパワーを持つのです。ですから、無料!と着いたら冷静に考える事をお勧めします。
何で100円の水を買ったの?
新横浜の研修所、よく利用する自動販売機では100円の水が売れに売れています。実際、研修参加者の多くの方が100円の水を購入しています。
こちらの自動販売機、500mlで100円の水(クリスタルカイザー、以下100円の水)とその他は、500mlで130円のナショナルブランドのお茶や清涼飲料水が販売されています。
もし、100円の水が無かったら、130円のナショナルブランドのお茶や清涼飲料水は通常の価格、150円よりも安いので売れ行きが伸びると予測できます。しかし、ここに100円の水が並ぶ事によって、130円の価格が相対的に高く感じられるようになるのです。そして無意識に100円の水を購入する。これって不思議ですよね!
このことに関して、ブログ「松竹梅の価格設定」や「誘引効果(コントラスト効果)」でもコメントしています。人が購買をする時、絶対的な価値評価よりも相対的な価値評価で購入の意思決定をしているのです。
これは行動経済学でも論じられています。モノの価値は刷り込みによって変化するという仮説です。数十年前、ある動物学者は卵から孵ったばかりのガンの雛が初めて見た動く物体を母親と認識して愛着を持つ事を発見しました。そして、その動く物体が実際の母親ではなくても、継続的にその動く物体に愛着を感じ従順にしたって行くのです。つまり、一度決めたことについて貫きとおすド汚物の行動を発見したのです。この自然現象は「刷り込み」として呼ばれました。
注目すべき事実はこの刷り込み、人間の脳にも適応できるということです。これは別の言葉でアンカリングとも呼ばれます。一度、自分で決めた基準や概念からなかなか抜け出す事が出来ないのです。
例えば、はじめて購入する製品やサービスの価格は全く分からないので、初めて見た値札の価格がその人の基準となるのです。以後、その製品やサービスはその価格がベースとして、その人に判断されることになります。
100円の水が多く売れる理由を、水を買いながら考えてみました。
早嶋 聡史(はやしま さとし)
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コミットメントと損失回避
ある事象や物事に対して労力やお金を費やした後、たとえそれがうまくいかないと分かっていても、止める事が出来ない場合が多いです。
一つの事を継続して行っているうちに執着心が湧き、他の選択肢を選ぶことが難しくなるからです。一つの事に集中する力をコミットメントとするならば、これまで行ってきた成果や投資額に対しても損失を回避する力が働きます。
政権が代わり、これまで進められてきた計画にもストップがかけられています。これは、これまでと全く違う力が働いている証拠で、上記のコミットメントと損失回避を避ける不合理な力学が働かない絶好の環境かもしれません。
継続的に行っている活動において、コミットメントレベルが深くかつ、損失を回避しようとする力学が働けば働くほど非常に不合理な意思決定を行います。悪い方向に行くことが分かっていても自分たちで軌道修正を行えないばかりか、極端な楽観主義に陥ることもあります。
長く続いてきた力が新しい力になる。中身はともかく、大きな始まりが来たと感じます。
早嶋 聡史(はやしま さとし)
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