知識と記憶の不思議な関係

2009年9月30日 水曜日

memory


Bond大学のメルマガで、「MBAで学んだ後、経営や経済状況の事が分かりやすくなりました」という内容のコメントが載っていました。



確かに!



アメリカの心理学者で知識と記憶の関係を研究されている方がいます。その方の結論では、人は知識があるほど学びやすい!ということです。心理学者曰く、事前に対象とする分野についてどれだけ精通しているか?どれだけ知識を持っているかによって、人の記憶力や理解力が高まると言います。当たり前のように聞こえますが、なるほどです。



知識を得た人の方が理解力が増し、記憶力が高まる理由です。1つは、その分野に精通している事で、既存の知識が使えるという事でしょう。そのため、ゼロから理解したり覚える必要は無くなります。



2つ目は、その分野の知識が事前に構造化出来ている事です。構造化される事によって、これまで未知の知識や理論や概念でおいても整理しやすくなります。これは理解を高め記憶しやすくされると思います。



物事に精通している人は、つまり、どんどん知識と記憶を増やしていく、という事です。



確かに!



でも、これって誰でもできる事ですよね。始めは全く知らない事でも、興味を持って知る事によって、徐々にベースが構築されます。後は、継続していく事によって理解と記憶が乗数効果で伸びていくというわけです。乗数効果で伸びる手前で学習をやめてしまうと、せっかくの乗数効果による学習の理解促進と脳みその活性化が得られない!という事です。



諦めないで続ける事は素晴らしい事なのですね。





早嶋 聡史(はやしま さとし)





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