早嶋です。
国交省の通達。地方自治体に対してホテル用地の容積率の緩和の指示がありました。最大で現在の1.5倍、300%を上限に上乗せする案です。
理由は、訪日外国人観光客が増えホテルが足りなくなる事態に備えるとあります。
が、これは今までの容積率の基準は全て国のさじ加減ということになる。何らかの合理的な判断基準があるわけではない。となると、このこと事態にパッシングをして、そもそもの根本を正すべきでは?と思います。
参照:http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS13H6K_T10C16A6EE8000/
2016年6月 のアーカイブ
容積率はさじ加減
ジャブジャブにしたのが原因
早嶋です。
三菱東京UFJ銀行は、日銀のマイナス金利政策を受け国債を保有することが負担になっているということで、国債の入札に有利な条件で参加する資格を国に返上します。
この資格は国債市場特別参加者というもので、国が2004年頃に作った権利です。参加する大手銀行や証券会社に対して国債の安定消化を図る目的で考案され、参加企業は財務省と有利な情報交換ができる一方、発行予定額の4%以上の応札が義務付けられています。
マイナス金利政策になることで、銀行は国債を長期保有することが実際は負担になる部分が出てきます。株式会社の形式で運用している銀行はこれに対して株主に対する説明がつかないというのが背景でしょう。
そもそもマイナス金利になっている状況は国が紙幣を発行しすぎていることが原因です。
参照:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160614/k10010555651000.html
超少子化 根底に性別分業
安藤です。
今回のテーマは、「超少子化 根底に性別分業」についてです。
2016年5月30日(月曜日)日本経済新聞に日韓意識調査の記事が掲載されていました。
→ http://www.nikkei.com/article/DGKKZO02861440X20C16A5M10600/
少子化対策が進んでいない国として、日本や韓国、スペイン、ドイツなどがあります。
少子化の最大の要因については、日韓両国の4人に1人が「雇用不安、経済不安」を挙げています。
日韓両国で非正規化が進み、日本では37%、韓国で32%に達し、若年層の失業率は両国で全体平均を上回るなど、20~30代を取り巻く経済状況の厳しさが背景がある。と示されています。
日本の性別役割分業意識の動向は、専業主婦に「なりたい」独身女性3人に1人。「結婚したら専業主婦になりたい」独身女性の3人に1人が。そんな希望を抱いています。(出所:厚生労働省2013.9.30
朝日新聞)。
根強い性別分業意識は、儒教文化・歴史の影響については明らかです。子育ての分担は、日本では圧倒的に「おもに母親」86%、スウェーデン、アメリカ、フランスでは「おもに母親」の割合が減り、「両方でする」場合が多くなっています。また、父親の役割はというと、日本では「生活費を負担する」が圧倒的に高くなっています。父親の1週間の労働時間(2005年ちょっと古いですが)のデータでは、日本、韓国では週に49時間以上働く父親が50%以上、フランス、スウェーデンでは10%にも満たしていません。
専業主婦志向が増加しているのは、①非正規雇用の厳しい労働環境が広がっているために、その労働環境から抜け出し専業主婦にいられる相手と結婚したい ②子どもは欲しいが、共働きを続けるのはきつい。専業主婦でいられる相手をみつけて結婚したい。などが考えれます。
しかし、男性は、「結婚したら専業主婦になって欲しいと思っている独身男性は、5人に1人」
(朝日新聞2013.9.30)。
また、男性の非正規労働者の割合は1984年の7.7%から2014年には21.8%。最近20年間における非正規労働者の平均増減率は、男性3.7%で女性の2.3%より高い。労働力の非正規化は、女性よりも男性を中心に進んでいます。(総務省統計局「労働力調査」)。
そして、全国世帯年収平均は、549.6万円(所得金額別にみた世帯数の累計度数分布調べ)。549万円以下の割合は約61%。世態一人あたりの平均年収は約207万円です。(平均年収HP)
このような状況の中、依存した意識(性別分業意識)では自立した生活はできない時代になってきています。20代の頃から自立・自律に向けた「キャリア形成」を意識し実践していくこと。そして、“教育”ももちろんのこと男女が協働したライフスタイルが必要です。
*参考資料:独立行政法人 国立女性教育会館、内閣府共生社会政策
男女が共同したライフスタイルを実現する取り組みで、お困りの方がありましたら㈱ビズ・ナビ&カンパニーにお問い合わせくださいませ。
「後1ヶ月も無い」
早嶋です。
昨日、久々に実家に寄った。寄ったと表現したのは、仕事の合間に夕食を取りその後泊まらずにホテルに帰ったからだ。2時間程度の滞在だ。
18時頃出生先からバスで向かい、20時頃帰った。70歳の父と母と玄関を出る時、「車で送って行くよ」と父。ホテルまでは30分程度の距離。いつもながらのことで私が帰るなりその後は目的地まで車で乗せて行ってくれる。
家では、食事の時は父親と会話はあるが、その後、父は自分の部屋にこもってマイペースで過ごすのでゆっくり話すことが無い。私は食事を終えるとそのままソファーに座り母親の話し相手になる。話し相手になると言っても、母の話に耳を傾けて頷く程度だ。
車の中は逆だ。父が色々と話しかけるため今度は父親の話し相手になる。これも母の時と同様に、私が耳を傾けて時々頷く程度だ。
そんな時、「まぁ、後おまえとこうやって話す時間も1ヶ月もなかもんね」と、父。実は同じような会話が60歳の時にもあった。が、その時は1ヶ月ではなく1年だった。10年で1年が1ヶ月になった。
父も母も元気だが、寿命は誰にでもやってくる。しかも、それぞれの生活の拠点があるからいつも一緒にいる時間は取れない。たまに帰って少し話して、少し一緒にいる。それらを積み上げていっても今のペースであれば1ヶ月というのは相場観はあっている。
私には妻と二人の息子がいる。3歳と1歳。私が70歳になった時の息子との関係、会話。それらを考えた時に、時間が貴重であることをあらためて考えた。
父は自分の時間と母との時間を過ごすために、嫌なこと、やりたくないこと、気分が乗らないことをしない。一方で、好きなこと、したいこと、気分が乗っている時は70歳なの?というくらい取り組んでいる。自分のペースを誰よりも知っている。それが故に、他人からは接しにくい存在に思われる時もある。が、彼の哲学はその時間を無駄にせずに楽しんでいる。
もうすぐ40歳。頭の中にある目標を少しペースを上げて達成しよう。更に、手を抜いて効率的に行い余裕のある時間を作ろう。その中で妻や二人の息子、そして両親や兄弟との時間を増やそう。その小さなコミュニティの充実がもっとも幸せな時間なのだと改めて考えた。
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