医者になりたい人とその後を考える人

2018年5月20日 日曜日

早嶋です。

小さい頃、二人の友だちがいました。どちらとも共通点は医者になりたいと言っていたことです。

A君はとにかく医者になるために、偏差値を上げることが大切だと、ガリガリ勉強して、当時は珍しかった塾にも早い時期から通っていたと思います。部活も学校の用事にも興味がなく、ただ単に全国模試の順番と自分の偏差値に多大なる興味を費やしていました。

B君も同じです。ただ、B君は医者になってどうするかをよく語っていたと思います。医者になることを前提に、このようにして医療を変えたい、こうして人を救うことができれば嬉しい、楽しいだろうなと。

考えると、そのころからA君のゴールは医者になることで、B君のスタートは医者になることでした。A君は結果、医者になることを諦め別の道を歩んでいます。B君は医者になりましたが、基本的は皆が羨むようなというよりも、医療が不足している地域に積極的に趣き、地位や名誉も関係なく、社会貢献を継続している状況です。

どちらが素晴らしいかは一概にいえないです。しかし、何かを志す場合、その地位や立場になることをゴールと捉えるか、スタートと捉えるかによって、その後の取組も全くことなるのだなと、改めて思いました。



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