イクメン職場の壁厚く

2016年2月29日 月曜日

安藤です。

今回は、『イクメン職場の壁厚く』(日本経済新聞1月26日掲載)についてです。

育休妨害・嫌がらせ1割経験、働き方がカギに!という見出しでした。
ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

育児休業などを取得する男性が職場で嫌がらせをうける「パタニティ(不正)ハラスメント」が子育てをめぐる新たな問題になっているという内容です。
具体的な例を挙げると、大手企業で研究職として働く30代の男性は、同僚の面前で上司から咎められた。妻と共働きで3人の子供を育てる男性は、育児を理由に提示より早く退社するフレックスタイム制の勤務を会社から認められていた。しかし、上司が男性の退社後の時間帯に職場の定例会議を開くようになった。上司は、「職場のメンバー間に協調性を持たせるため」と説明し、男性の欠席理由に耳を貸さなかったという。(引用:日本経済新聞1月26日)

政府は、少子化対策・生産労働者の減少策として、女性活躍推進を掲げ女性が働きやすい環境づくりに力を注いでいます。その策に関連して働く男性が、育児に積極的に参加できるように育児休業を取得することができるように、社会の風土を変えようと『イクメンプロジェクト』を行っています。
詳細はこちらを⇢『http://www.mhlw.go.jp/topics/2010/06/tp0618-1.html
しかし、制度があっても取りづらい風土があり2%しか活用していない。それでは、
女性が働きやすい環境づくりには程遠いとうことです。制度と環境づくり両輪でやっていかないと女性活躍推進は難しいのが現状です。
そこで、『イクメン』を促進するために上司の意識を変えていただく必要があります。
『イクボス』の促進です。「イクボス」とは、男性の従業員や部下の育児参加に理解のある経営者や上司のことです。 子育てに積極的に関わる男性をイクメンと呼ぶのに倣い、そのイクメンを職場で支援するために、部下の育児休業取得を促すなど、仕事と育児を両立しやすい環境の整備に努めるリーダーをイクボスと呼びます
これからの企業には、『イクボス』への促進が必要ではないでしょうか?

㈱ビズ・ナビ&カンパニーでは、『イクボス研修』または、女性の部下の指導についてお悩みの方へのカウンセリングも行っています。
何かお困りのことがありましたら、㈱ビズ・ナビ&カンパニーへご相談くださいませ。
 



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