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次世代リーダー人材育成(戦略と利益志向)

概要
2020年 / 九州 / 特殊素材部品メーカー
業務分野
企業研修
業務内容
次世代リーダー育成 /

背景

コロナ禍、従来の集合型研修での選抜次世代リーダー研修が行えないことから弊社に相談がありました。動画による事前視聴と事前課題、それから事前課題をオンライン上で議論することで内容の理解を深めるワークショップを組み合わせることで、集合型ではできなかった密度の濃い研修をご提案して全5回、約4か月の研修を実施させて頂きました。

支援内容

次期課長クラス、10年後の経営層になって頂く方々を選抜して「次世代リーダーの人材教育」を実施します。研修概要は「利益を軸として判断できる力」を養うことを目的に全5回のワークショップ(オンライン)と事前課題をセットにした取組です。

・研修目的:企業会計の基礎知識に基づく、利益重視の考え方を定着させること。
・研修手法:全員オンライン参加型
・研修要領:
各テーマ、一般的に5~6時間を要して受講する内容を、ワークショップ前の各自での動画視聴(インプット)とワークショップによる知識の習得確認を含めた議論(アウトプット)の組み合わせで、研修時間の効率化を図ります。
各回の学習内容の基本的な知識と情報のインプットを、各自が動画視聴で事前に行うことで、ワークショップの時間の議論や講師への質問など、各自のアウトプットの質を高めます。

・受講の流れ:
1)事前インプット、各自動画視聴を研修前に完了
2)事前課題、動画で学んだ内容を深めるための事前課題に着手
3)アウトプットオンライン研修
  1時間は動画内容のQ&A(13時~14時)
  3時間はテーマに沿った議論や事前課題の深堀(14時~17時)
4)最終会後は、経営陣に対して提言

・カリキュラム概要
1回目「利益重視の判断基盤、論理思考の基礎」(11月26日)
利益を考える際、概念的な視点で事象や物事を分解し整理できることが重要です。視点の組み立てや判断の基盤となる論理思考の基本を徹底します。
事前インプット:論理思考の基礎(90分)

2回目「利益把握の必須条件、会計の基礎」(12月15日)
決算書の読み方、BS、PL、CFSの見方の知識と考え方は、利益を把握するための必須条件です。企業会計の基礎を確実に理解します。
事前インプット:会計の基礎(90分)

3回目「利益重視志向への転換、財務の基礎」(1月14日)
物事を定量的に示し金銭比較するファイナンスの基本的な考え方を理解します。利益を出すにはどうすべきかを常に意識できる思考への転換を図ります。
事前インプット:ファイナンスの基礎(90分)

4回目「何ができるか、自社の価値を高める仕組み」(1月27日)
企業会計の知識と考え方を、自社の価値を高める取り組みとして具体化できなければ会計情報の収集と批評止まりです。何をすべきか?を議論して、会社への提言に繋げます。
事前インプット:問題解決の基礎(90分)

5回目「何をすべきか、自社への提言」(3月中旬)
自社の価値を高める取り組みを会社に提言します。学んだ知識と視点を踏まえて提言にまとめることで、本カリキュラムの教育効果を示すと共に、受講者の今後の行動へのコミットを高めます。
事前インプット:プレゼンテーションの基礎(90分)

クライアント様の声

10年前に早嶋講師のワークショップを受講しています。当時も強烈にインパクトがあり、同じくらいの年齢で経験を積まれていて知識も豊富だと感じていました。今回は、会社に対しての提言ということで議論が中心。早嶋講師の経験と自分たちのワークの結果を毎回ぶつけ合い、オンライン研修でも本音で議論ができました。会社に対しての提言は3月ですが、有志と集まり研修が始まった11月からとりくんでいます。研修で学んだ巻き込む力を実際に試して少しでも会社に対して影響を与えたいと思います。また、早嶋講師が大切にしている目的や大義名分を常に忘れないで100周年を迎えたいです。ありがとうございました。
※研修参加者のコメントと感想より抜粋

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