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戦略立案合宿

概要
2017年 / 近畿 / 人材派遣
業務分野
企業コンサル
業務内容
戦略立案支援 /

背景

該当クライアントは人材派遣ビジネスにおいて新たなビジネスモデルを持つ企業です。弊社は、3ヶ月に1回の頻度でクライアント企業の経営会議に参加し、毎年10月に実施する戦略立案合宿のファシリテーションを実施しています。3年前、合宿の1日だけ担当させて頂きましたが、経営幹部の強い要請で2年前から2日間通して担当させていただくようになりました。

支援内容

今回の戦略合宿での主テーマは、以下の3項目です。

 1)2017年上期の振り返りと、2020年のビジョンを達成するための下期の行動計画作成
 2)ビジョン達成のための能力開発の仕組みの考察と議論
 3)業務フロー標準化の議論とワークショップ

1)2017年上期の振り返りと、2020年のビジョンを達成するための下期の行動計画作成
1日目の9時から16時をかけて、上期の振り返り、反省、よく出来た内容、取り組めなかった内容を皆で議論しました。その中で、各自が下期に向けて取り組むべき重点課題を言語化して、それぞれ対策を考えました。その後、2020年の事業ビジョンを再度確認。それらを達成するための年間のアクションプランを議論して、担当者レベルでは2018年3月までの半年間の行動計画と途中の通過目標の設定を行いました。

また、今回は、新たに設定した行動計画を期中にどのように活用して、どのようにフィードバックを取るかを明確にルール化しました。中でも常に半年の行動計画をローリングで回して、ゴールの設定は2020年からぶらさないことを確認しました。

2)ビジョン達成のための能力開発の仕組みの考察と議論
2日目の16時からは、1年間の数値目標を実現するために不足する能力の定義を行いました。これまで、クライアント先では能力の開発は個人任せになっていました。しかし近年の急速な人材増加と業績向上に対応すべく、各自が目標を達成するために必要な能力を定義して、それをどのように半年間の行動に紐付いけて身につけていくべきかを議論しました。

この取組は2日目の午前中一杯をかけて実施しました。

3)業務フロー標準化の議論とワークショップ
2日目の午後からクライアントの中で発生する仕事を総務関連、営業関連、支店長関連の3つに分けて、それぞれどのような業務を日常的に行っているかを言語化しながら整理しました。その後、それぞれの仕事を大項目、中項目、小項目と3つの階層で示し標準化する仕事の優先順位付けを確認しました。

その後、代表する小項目の仕事を実際に構造化、言語化する作業を行い、マニュアルと整備すべきポイントや見出しや考え方を確認してフォーマットを作成。その後、来年の3月までのスケジュールでどのような手順で誰が作成していくかを決定しました。

クライアント様の声

早嶋さんが経営合宿に参加するようになり3年目が経過します。弊社の経営の方向性や戦略の議論を3ヶ月に一度行って頂き、毎年1回実施している経営合宿で行動の確認や今後の取組と詳細を決めていきます。去年も順調な取り組みが行なえ、今年は2020年のビジョンを1年間前倒しして実現できる目処が経ちました。今年半年間は弊社にとっても勝負の時期です。今回整理した、あるいは議論した内容をもとに成果を上げていきながらビジョン実現を目指したいと思います。(経営者)

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