背景
昨年度、問題解決をテーマにした「１日研修」の講師を依頼され、ロジックツリーと問題解決思考により自分たちで問題と解決策を考えることを中心に研修に取組みました。
受講者からのアンケート結果も好評で、今年度は、顧客に評価されるための組織改革に向け「問題解決」をテーマとした５回シリーズ研修の講師依頼につながりました。
支援内容
今回は、組織内リーダー３０名を対象に「問題解決力」の５回連続シリーズの第１回目研修（問題発見）に取組みました。各エリアを１グループ（３名〜６名）に、研修のための演習ではなく事実情報の活用と対話により実務上での問題解決の演習に取り組んでいきました。
●５回シリーズのサブテーマ
１回目：問題発見
２回目：原因分解
３回目：解決策立案
４回目：実行計画立案、グループプレゼン
５回目：実行計画の振返り（仮説と検証）
●１回目カリキュラム概要
・オリエンテーション
・問題解決の必要性
・論理的思考（ロジックツリー）
・問題解決の進め方
・３Cによる分析
・問題（現象）の洗い出し
・問題（現象）の要約
・まとめ
●講師：シニア・コンサルタント 原秀治
効果
・ロジックツリーの構図を事例を交えて分かりやすく伝えることで、受講者の理解につなげました。
・問題解決フローの第１段階となる「問題発見」について、ロジックツリー活用により問題の分解と要約に取組みました。
・問題の事実となる参考資料（データー）を活用し、問題の洗い出しに取り組むことで、経験談や思いつきではなく、事実情報からの問題発見の必要性を理解して頂きました。
クライアント様の声
・解決策から考えるのではなく、問題を発見してから問題を解決する考え方。
・ロジックツリーによる分解と要約の仕方により、問題発見解決を進めていく考え方が役立つ。ロジックツリーを使いこなせるように何度も繰り返したい。
・自社内の環境分析だけでなく、競合や市場の外部環境を分析しながら、広い視野で問題を発見する考え方。
・問題解決は、業務上で実践活用できる考え方やスキルですので、是非、習得して実践に役立てたい。
・資料（データ）を活用した問題のベースとなる事実の洗い出し方が、実践的に役に立ちます。