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戦略立案及び経営計画策定支援

概要
2017年 / 九州 / オーナー企業
業務分野
企業コンサル
業務内容
戦略立案支援 / 課題整理コンサルティング /

背景

弊社は、3年前より、クライアントのグループ会社の経営幹部の戦略思考、論理思考をトレーニングさせて頂いていました。そこに参加されたいた方がホールディングスの役員に抜擢されました。去年1年間はこれまでの流れを踏まえて組織再編に注力しました。しかし、全てが都度都度の仕事で、組織の再編をするも企業戦略の方向性があいまいになっていました。事業計画は存在しているのですが、各事業部や各子会社が数年の数字を積み上げ、それを本部でまとめた合算が企業戦略の方針になっていたのです。

そこで、2017年1月からタスクチームを組み、そこに弊社代表がコンサルに入り企業戦略の大きな方針を議論する会を定期的に開催しました。議論する中で不安定な不確かな要素は宿題として参加したタスクチームのそれぞれの責任者が調査してまた議論する。そのような会議を繰り返し実施して大きな方針を11月に決定。役員会の承認を経て、来年の4月以降にその方針を全グループに展開します。

支援内容

■企業戦略の策定の支援と継続的に、その実現に向けた課題解決支援
【2017年1月】
タスクチームを形成。グループ会社複数社、複数事業の責任者、本部経営企画責任者、社長の10名程度による会議体を発足。1月から3月は、過去5年、10年の事業の取り組みや実績、それに対しての課題の抽出を実施。加えて、今後5年、10年の企業を取り巻く世の中の環境変化を分析。そこから既存の方向性で進んだ場合のシミュレーションを実施。

同時に、各関連会社と各事業のバリューチェーン、サプライチェーン、ビジネスモデル、競合と市場ポテンシャルを分析して、同社の綜合的な強みと弱みの整理。同社グループ会社の綜合的な強みと弱みの整理を行う。

【2017年4月】
上記で分析した(3ヶ月間分析したファクト)結果をベースに、同社の入社数年の若手社員選抜数名、同社の中途採用の若手選抜者数名を別チームで形成して企業戦略としての方向性を議論させる。合わせて弊社と経営者でも別にチームを作り考えられる企業のシナリオを議論する。複数チームから出てきた戦略を互いに議論し合いながら3ヶ月程度で大きな方向性の仮説を固める。若手社員、中途社員をこのチームの議論にいれた理由は、現状分析をする中で多くの責任者が否定的、先に対してのビジョンが薄かったことがあった。そこで刺激を与えると同時に、新たな発想を取り入れることを目的に提案した。当然、ここに対してのリスクも考えられたが、それをヘッジするために、弊社代表と経営者でも同様の議論を別の時間に繰り返し大きな方針は策定していた。

【2017年8月】
企業戦略シナリオの方向性を5つ以下に絞り、それに対して複数チームに対してビジネスデューデリジェンスを実施させ、最も自社の資源を効率的に活用できるシナリオを1つに選定する。実際は、1つのシナリオに幾つかの戦略シナリを融合させたものをグループ企業全体の方向性と捉えた。

【2017年10月】
策定した企業シナリオを実現するための組織体制を議論して再編のシミュレーションを実施する。また、不足するビジネス機能に対しては、自社で教育して作り上げるアプローチとM&Aによって吸収するアプローチの両方をベースに議論した。他にも新たに、全社マーケティング(共通して営業できる仕組み、各グループや各事業がバラバラに営業していた部分を効率的に動かす仕組み、採用をグループ一括で行うことでより将来に必要な人材を獲得する仕組みを構築する)の部隊を形成し、マーケティング部隊のゴールイメージと途中での評価について議論した。

【2017年11月】
実際に現場で計画をマネジメントする際の導入コンサルを実施する(来年の3月まで)。これまで計画を立てて、見直しや修正がなかった。そこで常に直近1年の計画を3ヶ月、1ヶ月に落とし込み、マネジメントは1ヶ月単位で進捗を管理する。不足する分、超過した分をかみして、全体の3カ年の計画を見ながら、直近1年の行動計画を修正するマネジメントのスタイルを定着させる。複数の事業、複数のグループ会社が存在することから、こちらは11月から翌3月までの導入のテスト期間として弊社コンサルが定期的にフィードバック会議等にも参加して、定着支援を行う。

■クライアント企業規模
上場会社100%資本のオーナー会社。同社の中に複数の事業会社があり合計すると従業員300名以上、売上高400億以上の地場オーナー企業。

クライアント様の声

これまで事業部から上がってきた数字を整理した計画を企業戦略としていました。それを、先に企業としての方向性、戦略を明確にして、グループ企業の再編、事業の整理を行うようになりました。従って、ムダやムリがなくなり、またこれまで以上に経営層の連携がミツになりました。また、社員や現場に対しても数年先の方向性を示すようになったため、日常的な会話の中の漠然とした不安が少なくなったと感じています。今後数年かけて業界が再編されていきますが、弊社はその業界にはじめにメスを入れる存在になり新たなビジネスモデルを作って参りたいと思います。(経営者)

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