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戦略・マーケティング研修

概要
2017年 / 関東 / 総合電機メーカー
業務分野
企業研修
業務内容
経営戦略 / 消費財マーケティング / 法人マーケティング /

背景

同企業では、2009年から同様の取組を実施しています。近年は、本トレーニングはマネジメントになる前後に受講すべき推奨トレーニングとして同社で位置付けられ、年に2回、神戸と神奈川の2箇所で開催しています。

支援内容

トレーンングは2日間で、定員は20名です。基本的な戦略立案からマーケティングの考え方を整理することが目的ですが、事例や議論する内容は、参加者が現在進行系で抱えている課題や今後発生するであろう問題に着目して解説します。通常、戦略やマーケティングは他社の事例を使う、所謂ケーススタディ中心の研修が多いです。本取組ではマイケース(自社のリアルタイムの課題)にこだわり、リアルタイムな課題に対して、どのように頭を使って進めるかを体験いただきます。体験を通じて、経営学や戦略やマーケティングの知識を実務で活用しやすくすることを目的にしています。

◼戦略で議論するスコープ
・戦略とは、概論、戦略の種類、考え方
・戦略とライフサイクル
・競争戦略の基本的な考え方
・環境分析の基本的な考え方
・戦略オプションの抽出と選定の仕方

◼マーケティングで議論するスコープ
・マーケティングとは、概論、マーケティングの種類、考え方
・顧客価値、価値の考え方、価値の創造
・STP戦略、市場セグメントの分析、ターゲティングの実務、ポジショニングの考え方
・4P戦略、全体の整合性、マーケティング・ミックスの再構築
・CRM、購買後のフォロー、新規と既存の特徴

クライアント様の声

戦略思考の3つのポイントの中で特に「しないこと」を決めるが重要だと感じた。特に近年は戦略から離れて、各部隊が去年の成果をさらにブラッシュアップすることに力を入れた結果、精度は最高、価格は高い。という定番の商品ができ販売に苦労している。取捨選択を明確にした上での開発をすすめなければ、海外勢の競合とも戦いにくくなっている。その重要性を改めて認識できた。

既存のビジネスは確かに、個別最適で進んでいる。成熟したビジネスでは、業務や技術の深掘りをするのではなく、他の業界や領域に視野や視点を広げて考えることが大切だと理解できた。

マクロ分析の手法や体裁にこだわっていたが、その先に何をするか?どのような成果を出すか?の議論をしなければビジネスにならない。当たり前のことだが早嶋講師の明確な発言によって自分のミッションを再確認することができた。

出来るだけ、顧客のことを考えているつもりでも、実際には殆ど顧客のことを知らないことが分かった。演習で質問が矢継ぎ早に飛んできて、それに対して答えるうちに、普段から考えていないことが露呈した。それを踏んだ研修の取り組みは良く考え、組み立てられていると思った。

営業の立場であるが、マーケティングの概念は本社の計画部が全体の販売戦略を考えるのみで、自分たちに必要ないと思っていた。しかし、それをベースに、どう売り込むかをかんがえる思考から、いかに継続的に買って頂くか?という思考に切り替えなければ現状を更に突破することは難しいと感じた。また、その手法や考え方を全体の流れとして体験することができた。有意義な2日間でした。

ブランドマネジャーやCMOに相当する部隊が少なく、各部門が力技で開発と販売を繰り返しているという感想を持った。知っていると馬鹿にしていたフレームも、殆ど当てはめて考えることはなく、今後はまわりを巻き込んで戦略を明確にしたマーケティング活動を行って生きたいと思う。

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