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インフラ業界の中堅社員階層研修

概要
2017年 / 九州 / インフラ関連会社
業務分野
企業研修
業務内容
次世代リーダー育成 /

背景

業界再編の動きが加速。かつ規制緩和により異業種の参入が激しくなる。一方、クライアント企業様では30年前に確立したビジネスモデルで事業を行い、異業種の参入や規制緩和に対してチャンスを見いだせない。イノベーションを興す必要性があるが現経営陣を含めどのようにすべきか方向性が不透明である。そのような中、将来の企業を創る人材を中堅社員から確保すべく、考え方やマインドを養生することが求められている。そのような背景から弊社に依頼がきました。

支援内容

■新任主任に対して2日間の集合研修
■全体で100名程度該当者がいるため、2日の研修を1月、2月、3月の時期に3回実施

提供カリキュラムの概要は以下の通り:
●マインド養生(講義とワーク)
企業の方向性は在籍年数の残りが多い中堅社員が変える。妄想する上司の壁、部門間の壁の存在、自分ではできないという壁を壊し、本来の能力をみつめ何ができるかを考えて頂く。

●世の中の環境変化(講義とワーク)
入社時期前後と現在の変化を整理。ヒト、モノ、カネ、時間、情報などの視点に沿い、どのような変化があったかを議論。その後、その変化が自分たちの業界、自社をどのように変化させるかを議論。変革そのものの可能性と意味を理解頂く。

●自社のミッションの再理解
自分たちは何のために仕事をして、何故、10年以上の間、1つの会社に在籍し、今後も仕事をし続けるのか?という問に対して、ミッションや自分の価値観を見直しながら取組の意義を見出す。

●現状の認識
自社、競合、市場、加えて世の中のマクロ環境の過去から現在を分析し、今後の事業の方向性を各自が経営者の視点にたち推測していく。はじめは仮説ベース、後にファクトベースで情報の精度を上げていく。また、異業種の立場であれば、どのように自社のポジションを崩すかを議論。

●ありたい姿の議論
現状をベースに、どのようなビジョンを自分が経営者であったら描くかをチーム毎に議論して、同世代の考えを幅広く共有する。

●経営者への提言と自分へのコミットメント
全体のワークと通じて、経営者に対しての提言と、それに引き換え自分はどのような役割をにない、どのようなコミットを行い貢献していくかを整理頂く。

クライアント様の声

「グループ討論、インプット、個人ワークなどが適宜あり、飽きなかった。また体を動かして考えるワークなどの工夫がされていた」

「たまに脱線する話が興味深く、その脱線がしっかりと後の議論やテーマに結びついていて学びが深まった。」

「こちら側の質問に対しても常に的確に返してくれる。更に、その質問を深掘りするために逆に我々に視点を変える質問をくれるので常に脳みそに汗をかく状態が続き、あっという間の2日間であった。」

「10年後の自分や、他事業部や他部門のこと。会社全体のことを聞かれて殆ど答えられない自分がいた。10年以上も在籍しているのに、以下に小さな範囲でしか仕事を考えていなかったのかを反省した。」

「将来のありたい姿を考え現状とのギャップを考える良いきっかけとなった。」

「日々の業務に追われていて何も考えていなかったが、他業界の同レベルの人材に負けてはいられない。」

■人事責任者の声
研修受講後の社員の目つきが変わり、日常の会議に変化が出ている。参加者の中の数名は自発的な取組を行い、自分たちで課題を設定して行動し始めている。2018年度も引き続き研修をお願いしたい。

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