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印刷ビジネスの今後に向けての課題整理

概要
2017年 / 近畿 / 印刷業界
業務分野
企業コンサル
業務内容
課題整理コンサルティング /

背景

地方で印刷行を営む同社は、売上30億円前後の中小企業。これまで売上全体の8割近い仕事が随意契約で特定の組織からの受注で仕事を行っていた。しかし近年の急速な環境変化によって、そのビジネスの構造が大きく変っている。そこで新しく事業を立ち上げるべきか、これまでの取り組みを行うべきか。或いはそのような議論をする際に、どのよな課題があるのかを整理頂きたい。というのが背景でWeb経由で弊社に依頼がありました。

支援内容

今回は課題抽出が主でしたので、弊社のサービスメニューである『課題整理コンサルティング』をご提供させて頂きました。ただし、今回は先方の要望で社長含む取締役4名、事業部長含む部長クラス8名の参加の中でコンサルを行う。それから1月と2月の指定された日時での実施ということで、3回の内容を2回に集約して実施しました。

■1日目(9時30分〜17時) 1月実施
  - 社長以下4名の役員クラスと事業部長を含む部長クラス8名の中で今回のコンサルに対して温度差があったので、クライアントのミッションについて議論を深める。
- 現在、事業部毎の環境がどのようになっているのかを仮説ベースで議論して現状の推移を保った場合の将来の動向を確認する。
- 今後、企業の中でドラスティックな変化を遂げるために、組織内の特徴や様子を言語化して整理する。
- マクロ環境及ぶ3Cベースでミクロ環境を簡単に整理して自社の現状を全員で共有する。
- 1日目で仮説で議論をした内容に対して2日目までに事実ベースで整理頂く(事後課題の設定)。

■2日目(9時30分〜16時) 2月実施
- 事後課題の確認後、クライアントの組織の強みや弱みを議論する。資源ベースでの議論、バリューチェーンベースでの議論を行い、組織の強みや弱みを事業毎に整理。
- 1日目、2日目の午前中に議論した内容を再度整理して、クライアントが取るべき戦略の方向性を議論。加えて、5年先のビジョンを具現化して、事業部ごとの数字を確認。現状との乖離を参加者で把握した後、取るべき行動を整理。
- 最終的に5年後のビジョンを実現するにあたり、(全社×事業部)での課題の抽出を行い整理。
- 5年後のビジョンを基に今期(2017年度)に取り組むべき行動を整理できた。

効果

- 長年役員会で話題になっていた設備投資についてのルールが明確化され、同組織が進むべき方向性をクリアにした。
- また、これまで単年度の振り返りをベースに1年先の方針を決定する考えに、中期ビジョンを設定して5年先の戦略を基に経営判断、組織の強化、方針の策定という流れに変化させた。
- 売上は営業マターでかつ、現場の積み上げを基準に設定していた手法から、経営人がビジョンを描いてから細かい数値目標を作る手法に変更した。
- 経営人の中でなんとなくしか共有されていなかった組織の課題やビジョンを皆で議論し策定する過程で情報共有するイメージが付き、継続的に取り組む策を整理した。

クライアント様の声

- 実際にゼロベースで議論することで5年後のビジョンの大枠を完成する事ができた。
- 『目的や前提の共有の基、目標と現状のギャップを見える化して、そのギャップを埋めるための取り組みは何か?』という思考方法が重要であることが理解できた。
- なんとなく行っていた分析や議論の方向性にズレがないことを確信できた。一方で、普段の思考があまりなされていないことを実感した。
- 部長職を含めて、全体で組織の長期的な方向性を議論したのは初めて。この手法は非常に有用なので自分たちでも継続したい。
- 自社の手法がいかに部門最適で、お互いが自分たちの利益しか考えていないことを痛感させられた。また、もう伸びしろは全く無いと思っていたが、自社のビジョン達成のための筋道と取り組むべき課題が短時間で具体化された。過去に同様のコンサルに依頼したことがあるが、これだけ短期間で組織の理解を行い、その後適切な行動の指示を頂けたことに驚いている。
- これまで経営人が掲げる数字は意識していたが、到底達成できないし、理想だけの数字だと思っていた。しかし自社のミッションを再度考えた結果、やはりその数字を達成することが我々の使命であることを良く理解できた。
- 数字を他人事と捉えていた。現場出身で数字は営業が議論するものだと認識していた。しかし、経営チームがビジョンを作り、それを基に営業や技術が一体となって経営に取り組むことが重要でそのような取り組みを今回体験できその可能性にワクワクしている。
- 今回のような議論や学習会はこれまで無かった。具体的な数字を出した場合、目的や手法を考えずにHowだけを先行させる議論しかしてこなかった。結果、コスト削減に目が行き、近年は窮屈な環境での仕事が続いた。今回は具体的に数字を提示してもらい、その数字を伸ばすための具体的な議論を体系的に行って頂いたので、課題は残るが達成するイメージをつけることができた。

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