香りとマーケティング。以前もこのような内容でコメントをしました。
その中でプルースト効果なるものがあります。マルセル・プルーストの長編小説「失われた時を求めて」の一節で主人公がマドレーヌを紅茶に浸して立ち上る香りをトリガーに少年時代を鮮やかに思い出しました。
このように香りには脳に蓄積された記憶を引き出す役割があるのかもしれません。実際、脳には情動を司る扁桃体という部位があります。好き、嫌い、快、不快を感じる本能的な機能が香りを嗅いだ事をきっかけに脳の中で処理されているのです。
味覚や触覚は他の感覚情報を経由しており、香りだけが扁桃体と直接かかわり、なんらかの情動を想起させる事が分かっています。
これって今後、企業の香り、商品の香り、を嗅ぐことによって、消費者が購入を通して面白い、嬉しい!と言った記憶を思い出す事ができるように意図的に仕掛けられるかもしれませんね。人が想像できる事はだいたい、どこかの企業が行っているモノ、実際、センツ・マーケティングというカテゴリで徐々に研究、実用化されています。
早嶋聡史
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香りとマーケティング
2010年1月31日 日曜日
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