エマソン流マネジメント

2008年9月21日 日曜日

早嶋です。



マネジメントコントロールでマネジメントに必要な3つの要素をコメントしましたが、今回はエマソンのマネジメントにフォーカスします。



エマソンではマネジメントを次のように短い言葉で明確に定義しています。「成長と利益率の目標達成を支える投資機会を見つけ、それに取り組み成功させること」エマソンではマネジメントを行う経営幹部に対してマネジメントという仕事の理解を徹底しています。そしてその徹底が経営の基盤にもなっているのでしょう。





■エマソン流マネジメント

まず、財務的な目標値を設定する。目標値は競合企業に先んじる十分に野心的なものでありながら、現実的でかつ達成可能なものでなければならない。エマソンではその目標値が適正なものかどうかについて評価し、環境が変われば変更している。



目標設定の次は、達成に向けて活動を開始します。エマソンにおける目標は戦略の推進力となります。そしてエマソン流戦略とは、①その目標に向けてどのような事業を対象とするのか?②自魚うを遂行するためにどのような組織であるべきか?③その組織をどのように管理するか?④結果に対してどのように経緯陣に報いていくのか?の4つを考え実践することです。エマソンでは計画を立てた人が実行することになっており、それにより計画を自分自身のものにして、計画に主体的に関与できるようにしています。この計画をする人=実行する人、という定義が高い業績をもたらしているかも知れませんね。



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