クリティカルシンキング(what)

2008年4月25日 金曜日

早嶋です。



クリティカルシンキングって言葉を耳にしたことありますか?聞き慣れないことばかも知れませんね。クリティカル(critical)は次のような意味を持ちます。



批評{ひひょう}の、酷評的{こくひょう てき}な、批判的{ひはんてき}な、非難{ひなん}の、危機的{きき てき}な、危機{きき}の、重大{じゅうだい}な

(参照:英辞郎 on the web)



と言うことで、クリティカルシンキングの直訳は、「批判的な思考」であったり、「酷評的な思考」であったりします。ただ、クリティカルシンキングのクリティカル、つまり批判の対象は自分自身の考えです。もう少し言えば、自分が正しく論理的に、そして構造的に考えているかどうかを批判しながら思考を深めて行くことがクリティカルシンキングです。



思考をスポーツで置き換えて考えると、少し分かりやすくなります。例えば、ランニング。自分が走っている姿を映像化して確認する事によってフォームを修正する事ができます。フォームを修正してより理想的なフォームを作ることで楽に早く走る事が出来るでしょう。



スポーツ全般に言えることですが、素人が思うままに始めて上達する事は可能ですが、科学的に裏つけたトレーニングカリキュラムに従って、良いコーチについて訓練を受けることが出来たとしたら?自分でフォームを矯正するよりも高い次元で身に付くことでしょう。



クリティカルシンキングは、自分の思想・思考のクセを矯正するツールのようなイメージです。スポーツの例と同様に、日々の思考の繰り返しによって高いレベルの思考機能を得ることが出来るでしょう。しかし、更に高いレベルにしたり、自身の思考のクセを矯正する事によってより物事を正しい方法で正しいレベルで考えていこう!というものなのです。



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