タイムボックス

2008年2月27日 水曜日

早嶋です。



本日は、ビジネスプロフェッショナルスクール(BPS)の基礎講座「統計学をビジネスに取り入れるⅠ」でした。今回は、ファクトベースで考えるためのツールである統計を紹介した後、平均値の落とし穴について皆さんでディスカッションさせていただきました。参加者の方々、お疲れ様でした!



仕事の中で、限られた情報の中から限られた時間でとにかく答えを出さなければいけない!というシーンは良くありませんか?この場合、仮説を立てて現時点での最高の解を導き出すという仮説思考がキーになります。そして、仮説思考の中でタイムボックスという考え方があります。これは決められた時間の中できっちり答えを出すということです。



例えば、3分で考えてください。3時間で考えて下さい。と言われた場合、きっちりと時間内で解をまとめて整理する能力です。タイムボックスの考え方は、「どのくらいの時間で出来そうか?」という視点で考えるのではなく、「この納期でどこまで出来るか?」と発想する事がポイントです。



マイクロソフトの入社試験で「フェルミ推定」に関する問題が出ると聞きますが、これもタイムボックスが重要になります。限られた時間の中でとにかく考えをまとめて解を導き出す。一見むちゃくちゃかもしれませんが、物事を完璧にこなさなければならないというパラダイムを払拭すると意外に楽になるかもしれません。



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