ポスドクの対応

2020年1月26日 日曜日

早嶋です。

政府の発表でポスドクに対しての金銭的支給を10年程度行う、というのがありました。背景は、イノベーションを促進する一歩のために15万〜20万円を月額で給付するというものです。

ポスドクとは博士号を取得しながらもぢあがくなどで正規のポストにもつけず非正規の立場で研究活動を続けざるを得ない任期付きの研究者をさします。

本来、価値がある研究者であれば企業からも声がかかるでしょうし、大学も世界中から声がかかるでしょう。が、その方向性が無いので仕方がなく(一部は何らかの理由もあるでしょうが)大学院に残っている。というのが正直なところだと思います。

実際、大学機関とのやり取りで文系や理系に関係無くポスドクの方々とやり取りする機会が複数会あります。が、やはり企業という場では難しそうですし、それと言ってそれが大学で役に経っているとは判断も難しいという微妙な立ち位置です。私も工学系の大学を出ていますが、20年前からポスドクの問題は放置されていました。

疑問はお金だけの支援です。そもそもドクターが減少しており、ドクターを取得しても企業や世の中の需要が無いというのは、その源泉である教授に対して問題があるのではとも思います。

大学院以上に進む場合は、もっと自身のキャリアを見出して、将来の設計をする。どの教授が本当に自分のやりたいことと結びつけができ、今後、それをどのように世の中に活躍させることができるか。そのようなことを考えた前提で研究をしないと、仮に今の状態で5年生き延びても更にどうにもならないポスドクを大量生産するこのになるのではと疑問を持つばかりです。



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