日本の税収

2019年7月5日 金曜日

早嶋です。

日本の税収が60兆円を超えます。バブル期、1990年度の税収がこれまで最高の60.1兆円。ということで過去最高になります。

内訳は消費税が約3割、法人所得税が2割、個人所得税が3割で、他が残りで資産課税等です。推移を見ると、法人税は微増、消費税も8%にアップしてからは微増。しかし所得税は増加しています。

今後の企業の成長は、これまで通りか或いは悪くなります。国が今の予算を続ける限り、税収を賄う発想は消費税か所得税になります。となると高額収入を得ている人は、どんどん税金が高くなり、働く意欲を削除するかの如くです。

しかし一方で、資産課税その他の割合は1988年と比較すると割合は減少しています。乱暴ではありますが、資産を持っている人からの課税は少なく、毎月のフローで収入を得る人からは多く税を取る。そのような構造になってしまっています。

今後の経済を鑑みたら、資産課税をもう少し増やして、フローからの税は下げる方向性にしないと、誰もが頑張らない世の中を作ると言っているようにも聞こえてきますよね。



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