超高速インターネット衛生

2007年8月20日 月曜日

早嶋です。



実家に帰ると、通信環境が整っておらず、オフライン環境になります。常にオンライン環境で生活していると、ネットワーク環境から遮断されるほど気持ちの悪いものはないです。Googleよ、早く無料の無線LAN接続サービスを全世界に普及して、と考えながらデジタル・ディバイトの格差を考えます。



そんな時、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が行っている超高速インターネット衛生、WINDS(ウィンズ)の記事を読みました。WINDSは、最大1.2Gbpsの超高速でデータ通信を行なう事が出来る環境を宇宙から整えようという取り組みです。



一般にインターネットの普及は人口が多い都市部より普及します。都市から遠く離れた山間部や離島では、1回線あたりの整備コストが高くなってしまうからです。WINDSを利用した通信だと大掛かりな地上制御極を必要とせずに、CS放送アンテナのようなアンテナを設置すればインターネットが利用できるようになります。



JAXAは地域による情報格差(デジタル・ディバイト)の解消、遠隔医療をはじめとした医療分野、教育分野、災害速報など広範囲での分野での活用をめざし研究をすすめています。



WINDSのプロジェクトが順調に進めば、年度内に打ち上げ、所期の性能確認試験を行い、総務省を通じて民間参加の実験を行うようです。近い将来、放送衛星や気象衛星と同様に、生活に溶け込み、衛生経由を意識せずにインターネットを利用できる時代が来るのでしょう。



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