日本のタクシーアプリの弱点

2019年1月24日 木曜日

早嶋です。

沖縄に来たさいは、タクシーアプリを良く使うようになった。そして最近、運転手さんのボヤキを良く聞くようになった。というのも、タクシーアプリで呼ばれた場所に行っても、その顧客がいない可能性が多いそうだ。数分を待てずに、流しているタクシーに乗ってしまうのだ。

海外で普及しているアプリは、ただ単に顧客の場所を共有して呼ぶだけではない。上記のリスクがあるから、タクシーアプリを活用する顧客の信用を評価する仕組みがある。例えば、信用のない人は、呼ぶ時点でいくらかのデポジットをとっておくのだ。アプリの世界では、提供側が評価されると同時に、受けた側も同時に評価されるのが基本だ。

しかし、上記ができない最大のポイントは、決済機能を紐づけていない点にある。アプリに対しても、その部分を省けば簡単に組むことができるので様々な業者が提供しているのだろう。この点、今のIT企業の強者がタクシーアプリの世界ルールを導入しないと、沖縄のタクシー会社のような弱者は、アプリの不便なところで泣く羽目になる。

スマホ経済圏でも日本はかなり遅れをとっている。



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