レース中盤の神頼み

2019年1月13日 日曜日

早嶋です。

ウルトラマラソンなど、通常のマラソン大会と異なる大会には結構な確率でレッドブルがスポンサーに付いています。ランナーからすると非常に嬉しいサービスが、レース途中の関門付近にレッドブルのサンプリングがあることです。しかし、いつも思うのですが、サンプリングの数がレース参加者の数よりも少ないので、私のように遅い選手はその恩恵を受けることが少ないのです。

思うに、トップランナーや関門通過前半のランナーは、レッドブルなんぞ飲まなくても成績には関係無いでしょう。元々努力してトレーニングを十分に積んでいるからです。従い、この層が日常に戻りレッドブルを想起することは少ないのではと。

一方、サンプリングが終了する頃から関門を通過する選手は、基本的に根性も体力も奪われている選手が多いです。基本、藁にもすがる思いで残りのレースを続けます。そこにレッドブルのありがたいサンプリングがあれば、なんか感情的に、もう少し頑張れる気がすると思うのです。レースを振り返り、レッドブルを想起して、その後の日常でもレッドブルを手にしてしまう確率は高いのではと。

きっとサンプリングをしているスタッフがバイトで、ちゃっちゃか業務を終わらせたいからレースの前半でしかも早い選手に配布しているのでしょう。マーケティングの会社でありながら、若干爪が甘いなーと思う、トレーニング不足のランナーでした。



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