デルギウディスの赤バック 連載002

2018年4月14日 土曜日

早嶋です。

デルギウディス・ローマの赤いバック。出張先、仕事先、普段の出勤。はじめて出会ってからほぼ一緒に時を過ごすバックです。デルギウディスローマは1959年にデルギウディス夫妻によって創業されたローマのバックメーカーです。イタリアは大企業や組織の規模が大きい企業に高額の税金を課した背景があることから、小さな組織やファミリービジネスにとどまる企業が多いです。しかし、規模は小さくても素晴らし製品サービスを生み出し、それを世界相手に商売をする企業が自然と増えていきました。

結婚したての頃、妻とローマに行きました。ゆっくりと時間を過ごしたかったので6泊か7泊かをローマに。観光地をめぐり、地元のカフェで何度もお茶して、人間観察とおしゃべりの日々。非常に良い旅行でした。ローマは、ファッション感度が高く、まちなかを歩くだけで欲しい商品が沢山ありました。ということで、ローマの旅行では私も妻も結構な買い物をした記憶があります。

バックとの出会いはローマ旅行の最終日。買い物は随分したので、最後にローマの街をぶらぶらして夕方の飛行機まで時間をすごうそうと妻と話していました。が、しばらく行くことが出来ないと思うと、なんだかお店の前を通る度に欲しい商品が飛び込んで来ました、最終日が一番買い物をしたのかもしれません。

そんな楽しい時間を過ごしながら、路地裏の細い道を進み、蜂の巣が名物だというお店を見つけてランチをすることに。美味しい蜂の巣料理を食べながら、目の前に素敵なお店がありました。それがデルギウディスでした。お店の真ん中に私が今使っているバックがあり、その赤の発色が綺麗だなと思いながら妻と話していました。妻も同じく気になっていたようです。食事を済ませ店を訪ねます。当然の如く買ってしまったバックでした。

出張が多く、毎日のように酷使すると頑丈なバックでも3年程度でボロボロになります。このバックも傷んできたので、そろそろ買い替えようと思いました。気に入ったものは使い続けたいという癖からネットを叩きました。するとサイトから注文できることをしりました。注文する際に、当時のバックの出会いやこれまでの経緯を残しショッピングしました。すると創業者のお子さんであるアンドレアさんから丁寧な返事がかえってきました。

仕事がら色々な人に会います。バックが目立つので、スモール・トークのネタにすることが多いです。中には私も欲しいという方がちらほら。そんな時は、そのような方の注文をまとめて年に数回はオーダーをかけています。当然、アンドレアさんとのメールでのおしゃべりも継続しています。

Established in 1959 by Marcello Del Giudice and his wife Rita, Del Giudice is an Italian artisan firm that specializes in the manufacturing of leather bags byskilled craftsmen who have been trained and guided by the original founder.

参照:https://www.delgiudiceroma.com/briefcases-and-messenger-bags/leather-briefcase-etoile-de-6-74.html




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