東芝とサザエさん

2017年11月4日 土曜日

早嶋です。

経営再建中の東芝。約48年間のスポンサーだった「サザエさん」を降板する調整をしているようです。議論が進めば、期限は来年の3月末いっぱい。

サザエさんの視聴率は、世の中の景気と反比例している。とまで言われるほど、サザエさんは一時、国民的な人気アニメでした。夕方に家族みんながいるというのは、お金を使っていない証拠だよ。そこまで世の中から愛されたさざえさんのスポンサーを降りるというニュースは何か感じるものがありますね。いよいよ東芝。そんなことを言い出すひとも多数でいるでしょうね。

調べて見ると、その経費は年間数億円規模。かつての東芝からすると大した金額ではなかったはず。しかし今となっては一円でも大切にしたいところ。そもそも番組放映をするフジテレビには放送機器を納めていた事情もあり、降板の意思決定は遅くなったのかもしれません。となるとTBSの看板である日曜劇場も同じように降板するのでしょう。

ただ今後のビジネスの方向性を見ると社会インフラに主軸を置くことから、サザエさんで周知をしても商売にはつながりません。そういう意味ではコストカットの意味よりも本質的に不要という議論の結果という見方もあります。

どうっちが正にせよ50年のピリオドを打つ担当者の気持ちは感慨深いでしょうね。



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