公募型の企画を決める人選って大丈夫か

2017年4月24日 月曜日

早嶋です。

大企業に勤めていた時の当時の事業部長の言葉を思い出した。忘年会の場所や新社屋の壁の色のように、誰でも意見が出来る単純なものほど発言者が多く意思決定に時間を要す。しかし事業の方向性を決める非常に重要な意思決定程、意見が少なく案外と決定するまでの時間がかからないと。

本日、弊社では久々に公募型の大きなプロジェクトでコンペに参加しました。内容は、県内の商工者に対してマーケティングの支援を行うことです。企画の目玉は、事業者と消費者が提供する商材のギャップを如何に埋め、消費者に購買されやすい商品をつくるノウハウを弊社が提供するかです。そのためのグループインタビューのノウハウ、その内容を分析するノウハウ、それらをフィードバックするノウハウ。そして、実際にテストマーケティングするノウハウを解説させて頂きました。

10分のプレゼンに対して20分の質疑応答。プレゼンを聞いている方々は県の関係者とそれぞれの専門の方々とか。極めて高度な質疑を予測していたが、プレゼンの骨子の最も重要なダイナミックな内容には一切誰も触れず。確認しなくても良いような杓子定規な質問ばかりが飛び交う。

ひょっとして、弊社のプレゼン内容が全く伝わらなかったのか?いや。対象の方々の程度を考慮して徹底的に咀嚼した内容に組み立てたので、むしろツッコミどころ満載の内容になっていたと思う。理解できないことはない。そのような資料であったし、プレゼンの練習も重ねてきた。では、それを前提に何故に本質的な議論をされなかったのか。

ひょっとして、出来レースになっている。まぁ、それは考えにくい。参加者の方々がやっぱり中身を理解できなくて、何か質問しなければならないと思っている。その可能性を否めない質疑内容だったと思う。終いには、質問をする方々同士、つまり審査委員同士で、企画の基本となる前提の確認を行い、用語の説明を行う始末。大丈夫かと思った。

正直、プレゼンする側の要求を求める以上に、プレゼンを判断する側のレベルを実務の分かる標準レベルにして頂きたい。決して高い望みはしない。基本的なプレゼンの要求事項の確認をする。商工者の商売を確認する。その上で企画内容の評価やプレゼンの質疑を行って欲しい。



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